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精神分析

ドラマ、グループ

週末に『地面師たち』を一気に見た。面白かった。話もすごかったが俳優陣が素晴らしかった。豊川悦司は私がよくドラマを見ていた頃に主演作が一番多かったかも?「愛していると言ってくれ」とか?主演でなくても色気ある存在感をずーっと維持。今回もすごかった。怖かった。しかしみるのに疲れた。なんか今もぐったりしている。オリンピックのダイジェストを見てしまって何も進まないというのもある。柔道もスケボーも何が起きてるかわからないくらいの技がすごいな。新宿中央公園でもスケボーを練習している人たちがいるがこりゃものすごいことなんだろうなあ。スローで見ないとなにがなんだかでスローで見るとなんでこんなことができてしまうんだ、とあんぐりする。しかし、ここまで辛かった、頑張ってよかった、と言っている選手たちを見ると想像もつかないような気持ちでトレーニングを積んできたのだろうと思う。あー、本当に想像もつかない。何するにしても自分を極めるというのは大変なことだ。オリンピック自体に興味はないけどスポーツは好き。つい見てしまうな。

昨日は初回面接を検討するグループだった。本当に時代が変わったなと思う。病気自体も医療も病気を抱えた人が生活する環境も。患者さんやその家族がどの時代をどんな地域でどんなふうに生きてきたかに想像力を働かせるにはせめて本から学ぶこと。なによりも大切なのは患者のニーズだがそれは本人にも明らかではない。だからこそこちらの専門性が求められるのだということ。自分の知らない世界とどう出会っていくかについて常に考え続けること。SNSのような反射的な世界や表面的な言葉の世界に慣れることなく目の前の人に自分の狭い世界と限られた体験でどう出会っていけるのかを熟考しそういう体験をひたすら積み重ねること。それがどういうものか言葉になるのはずっと先。とにかく学んでほしい。考えてほしい。今がどんな社会かに常に目配りしてほしい。そういうことを思わされたし伝えたし話し合った。

暑い。クーラーをつけると寒い。体調管理が難しいけど今日もがんばりましょう。