真っ暗。最近、Kindleにいれておいた短歌を突然読んだ。歩きながら読むのにちょうどよかった。しかし俳句をやっていると短歌はとても長く感じた。そして複雑だった。
瀬戸夏子
現代歌人シリーズ10
『かわいい海とかわいくない海 end.』
瀬戸夏子は伝統ある早稲田大学短歌会出身。フェミニズムの観点からインパクトのある批評を書く人でもある。
雪もない宇宙のいない血のいない場所でよいにおいにてやすらかに死ね
緯度を引く気持ちで宝石をたべて悲しむ人々を裏切るように所以を知らせる
アメリカのたましい、林檎、カーテンコールは地獄の手前
おお。。。となる。語彙がものすごい。現代短歌は穂村弘以降と言われる。瀬戸夏子はそれをさらに外へ開いている。私が一番好きな歌人は平岡直子だが瀬戸夏子のスピード感も捨てがたい。
私はあまり料理の写真を撮ったりしないのだが先日行ったクラフトビールの並びがきれいで写真をとっていいか聞いたらお店の人が「今日ノーメイクなんだけどいいですか」というので冗談かと思ったら違ったらしく一緒に撮った。そういうことではなかったのだけど面白かった。
頭の中はあれやこれやで忙しい気がするがのんびり過ごしている。のんびりのんびり。休みの間にやることやりなさいね。はい。はあ。