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精神分析

ベーグルとか。

夜明けが始まった。月がいる空がすごくきれい。これは三日月とはいわない?三日月の鏡写し?

昨日は、オフィスのある初台にできたベーグル屋さんに行くという今年の目標を達成。今回は売り切れていなかった。ちょっと調べたらインタビューの記事などもあり、代々木八幡の大人気ベーグル店の店長をしておられた方とのこと。代々木八幡は初台から徒歩圏内だがイメージは全く違う、というか知名度からして違う。私のオフィスも西参道という明治神宮の参道に近く、表参道とはだいぶ知名度が違うが、新宿から徒歩圏内でもローカル感を維持できる初台はエライのではないか。とはいえ、そのインタビュー記事ではやはり初台のふどう通りをひなびた商店街と書かれていて、おお、それは間違ってはいないかもしれないし、代々木八幡で華やかに店を営んでいた方がなぜ、という疑問を掻き立てるには十分かもしれないし、今はそれほどネガティブな意味を伴わないとか色々あるのかもしれないが元地元で、その地に店みたいなものを構えた私としてはちょっと悲しかった。実際そうで、それを私は愛しているのだからいいのだが。いいなら書くなよ、と思うかもしれないが、手放しでいいと思えてないから書くんだよ、というやりとりが始まりそうな時代で怖い。いや、そんな空想で怖がってはいけない。でもそんなふどう通りの入り口近くにこんな小さなベーグル屋さんがあるのはとても素敵なこと。いい香りでずしん、もっちもち。穴のないベーグル。スコーンも美味しそうだったし、あんこビスケットもかわいかった。ベーグルは冷凍で2週間保存できるというのでお土産にもいいな、と思った。水木にやっていることが多いのかな。不定休だからご興味のある方はインスタグラムでチェックしてみてください。その側のタイ料理屋さんも美味しいし、地元ならではのごはん屋さんもちょこちょこあるので幡ヶ谷までお散歩しながら色々試してみるのも楽しい。そうだ、製麺所にもいく目標も立てたのだった。こういうすぐできそうな目標もいろんな小さな事情でできなかったりするものだから意識しておかないとですね、私の場合。

昨日、Elizabeth Ann DantoのFreud’s Free Clinics Psychoanalysis and Social Justice, 1918–1938を読んでいた。紹介文の最初はこんな感じ。

「今日、多くの人々は、ジークムント・フロイトを、精神分析的治療を知的・経済的に恵まれた人々のためにのみ提供したエリート主義者として捉えている。しかし、この新しい著作においてエリザベス・アン・ダントは、フロイトと初期精神分析運動について、きわめて異なる像を提示している。ダントは、これまで見過ごされてきた、フロイトおよび他の分析家たちによる強い社会的実践(ソーシャル・アクティヴィズム)と、貧困層・労働者階級を治療することへの献身の歴史を掘り起こす。」

大事な主題ですね。精神分析はほぼ政治、みたいな側面があるので、この本で取り上げられる多くの分析家、特にフロイト、ヴィルヘルム・ライヒ、エリック・エリクソン、カレン・ホーナイ、エーリッヒ・フロム、ヘレーネ・ドイチュの仕事はそういうところからも知っておく必要がある。この貧困の時代に、患者も精神分析家も貧することなく、心の豊かさを最優先にできるような安価の精神分析センターを作れたらいいのにね。その前に精神分析はまだ絶滅していないし、今の時代にもあるんだよ、ということをもっと一般の人に知っていただかないとだけど。こういうブログもちょっとした精神分析運動のつもり、だったはず。地域も大事に、人も大事に、自分も大事に。今日もがんばろう。

塩あんバター。