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精神分析

オリンピック、言葉

ミラノ・コルティナオリンピック2026、冬季オリンピック100年なのね。アメリカも日本も酷すぎるし、本当にうんざりしてくるけど、戦争の拒絶を訴えるメッセージがあらゆる人の心に染み渡りますように。

開会式のいろんな身振り、手振り面白かった。言葉だけでは足りないからたくさんジェスチャーがあるとのこと。すごい。昨晩のフィギュア団体、これで引退となる坂本花織の演技に感動した。リクリュウもすごくかっこよかった。アイスダンスの吉田唄菜、森田真沙也組はでリプレイではじめてみたけどハツラツとしてて楽しかった。すごい体力、すごい体幹、と地道な筋トレ人としてはそこにまず感動してしまう。毎回、そういえば今オリンピックなんだ、くらいの興味の向け方だが選手たちにとっては本当に本当に特別な場所なのだろう。誰にとってもいろんないいことが起きますように。

昨日も慌ただしかった。事務仕事に思いのほか時間を取られてしまった。隙間時間に『ブリジャートン家』シーズン4を少し見てしまった。シンデレラストーリーそのものなのがなんか面白かった。仮面舞踏会が本当にゴージャス。お菓子がもう少し見たかったな。まだ主演の女優さんがマスクをとったところにたどり着いていないけど会話のテンポも楽しいし、かっこよさそうなシンデレラ。音楽も相変わらずいい。私はこういうのもなんでも安心して楽しみたいんだよ。平和を。ひたすら平和しか願わない。

全米批評家協会賞のファイナリストに、多和田葉子『エクソフォニー  母語の外へ出る旅』の英訳版 “Exophony: Voyages Outside the Mother Tongue” by Yoko Tawada (tr. by Lisa Hofmann-Kuroda) が批評部門と翻訳部門でノミネートされたとのこと。日本で出版されたのは10年以上前。「エクソフォニー」とは「母語の外に出た状態一般」のことだそうだ。この本は翻訳という行為そのものだから納得だなあ。松尾芭蕉『奥の細道』のドイツ語訳の話とかも面白いよ。

ながら書きしてるとバラバラしたことしか書けないな。今日もがんばろう。東京も雪が降るのかな。すぐに電車止まってしまうから心配。雪じゃなくてもしょっちゅう止まってるけど。選挙結果に先走って絶望しそうだがまずは投票。

今、日本の多くの人は「平和」という言葉を嫌っているのかもしれない。多和田葉子はいう。

「好き嫌いをするのは言葉を習う上で大切なことだと思う。嫌いな言葉は使わない方がいい。学校給食ではないのだから、「好き嫌いしないで全部食べましょう」をモットーにしていては言語感覚が鈍ってしまう。一つの単語が嫌いな場合は、自分でもすぐには説明できなくても必ず何らかの理由があり、その理由は、個人の記憶や美学と結びついている。だから、思いきりわがままな好き嫌いをしながら、なぜ嫌いなのかを人に言葉で伝える努力をしたい。」

ーー多和田葉子『エクソフォニー  母語の外へ出る旅』

嫌い?だとしたらどうして?という対話を続けていくのも平和あってこそだ。どうぞ良い一日を。

道端の春