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精神分析

時代とか年齢とか。

今日も寒そう、かな。空が薄い。三寒四温とはもう言わないか。三寒四温は冬の季語。この時期は寒いといっても冬逆戻りじゃんというより、寒くても春だわね、という気分。梅は散りつつあるし早咲きの桜もピークを超えた。どの段階もきれいだけどね。

昨日の帰りの電車ではフロイトをドイツ語で読んでいた。ドイツ語全くわからないのだけど、フロイトが元々使った言葉から辿りたい用語があったのでDeepLの助けを借りた。DeepLって短い文章じゃないとうまく訳せない印象があるから今回も一分ずつ改行しながら。しっかし、インターネットが全く当たり前ではない時代に子供時代を過ごした身からすると今って嘘みたい。翻訳ツールのおかげでいろんな国の文学に少しでも触れられたりするのも嬉しいし、フロイトがいつどの著作でそれを言ったかをどの言語でも検索しやすくなったり本当にすごいことだなあと思う。なのに、生身の人を殺すことをやめられないのはなぜだろう。世界が身近になればなるほど排他性も際立つのか。人は異質なものに本当に脅かされやすい。

確定申告の作業を今年はあまり嫌々言わずやっているがひとつの場所に保管しておいたレシートたちがいつのまにか複数の場に散らばっているのは何故。君がおいたからだよ、ってそうなんだけど。でも毎年少しずつ一つの場所におく、かつそれがどこかを覚えておく(見える場所においておく)という課題の達成率が高まっているように思う。何歳になってもこういう小さいことの改善を目指すものだよ、こどもたち。昔は大人になるといろんなことができるようになるような気がしていたけど全然だった。「大人だから」は特になんの説明でもなかった。そもそも子供が大人になるだけで同一人物内の変化でしかないしね。そんな変わらない心とやたら不調が増えてくる身体とつきあっていく年齢になった、ということ。でもここに書いているような日々のわりとどうでもよさそうな気づきのおかげでなんとかやっているということ。そういうことを知れたのは成長かも。

今日は雨でもいいけど風が強くなりませんように。みなさんの地域はどうでしょう。どうぞよい一日をお過ごしください。

作成者: aminooffice

臨床心理士/精神分析家