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精神分析

論文を読んだり。

早朝の暖房がいらなくなりつつある。なんとなくつけてしまうと消せなくなるけど。空の色がぱっとしない。なんか茶色がかってるようにもみえてしまう。

今朝はいただきものの「湘南クリエイティブガトー葦」の「湘南チーズパイ」と熱い紅茶。これ大好き。お店にも一度行ったことあるけど昔ながらの街の喫茶店という感じでとてもよかった。ひっきりなしに訪れるお客さんといろんな種類のケーキをみながらお茶をした。飽きない。なにを食べたのか忘れてしまったが軽食だったと思う。地元という感じがとても好きになった。と思ったらいろんなおしゃれビルで販売だけの店舗をみかけるようになってすごく湘南ローカルなわけではないのか、と思った。私が知らなかっただけね。こうやって人からいただくわけだし。知ってからみえてくるものって多いね。

昨日は隙間時間の使い方がそこそこうまくできた。今年もいくつか発表を控えているのでそれ関連の論文をPepでざっとみした。途中からあまり関係ない本も読んでしまったけど。Pepでは書籍は抜粋しか読めないので、本の概要を知るにはまず出版社のサイトを読む。章ごとのアブストラクトがあるのは本当にいい。もっと詳しく読みたいものは書籍になる前に専門誌に載っている場合が多いのでそれをチェック。

今回はBonaminio, V. (2017) Clinical Winnicott: Traveling a Revolutionary Road. Psychoanalytic Quarterly 86:609-626をチェック。これは発表とはあまり関係ないけどウィニコット関係はとりあえず読む。著者Vincenzo Bonaminioはイタリア精神分析協会の訓練分析家。ローマで個人開業。イタリアのD.W. Winnicott Instituteとthe Winnicott Centreのディレクターもお勤めとのこと。先述した論文が入っているのは前からチェックしていた“Playing at Work: Clinical Essays in a Contemporary Winnicottian Perspective on Technique”(Routledge, 2022)。この本はNew Library of Psychoanalysisシリーズの一冊。New Books Networkで著者のインタビューをきける。全部は聞き取れないけど英語とイタリア語が交じり合うとても楽しいインタビューだった。患者のことを書くということについても最近言われていることとは異なる視点で語っているし、臨床のリアリティにあふれていてこの著者のことはイタリアの精神分析家のなかで一番好きかも。フェッロとかチビタレーゼもいいし、読むべきと思うけど、私が実践で得る感覚を言葉にしてくれているのはこっちかな。クリストファー・ボラスも楽しそうに序文を書いているし、これはイタリアの精神分析であるという感じが本文にもあふれていて、昔憧れたイタリアへの熱がまた少しぶり返した。20代の頃、ツアーに申し込んだら戦争がらみだったかツアーが催行されなかった。昨年、日本精神分析的心理療法フォーラムでアートと精神分析の交わりに関する分科会で討論を務めさせてもらったこともイタリア熱再燃のきっかけになったと思う。とはいえ、しばらくは国際学会以外は国内の被災地中心の旅になると思うけど。いずれいけるように筋トレ続けよう。美術館いっぱいまわりたいしいろんな小道を歩きたいから。

昨日は仕事終わってメールみたらなんとか論文掲載してもらえそうでほっとした。ちょっと直さないとだけど。本当に丁寧にみていただいてとても勉強になった。隙間時間をもっと上手に使えるようになって一年に一本は英語の論文を書いていけたらいいな。臨床と研究が離れていかないように地道にやろう。人は本当に簡単に言葉にできるものではないのだから。それぞれ色々あるけどみんないい日になりますように。

作成者: aminooffice

臨床心理士/精神分析家