長野県茅野市のお菓子を色々もらった。茅野駅に「モン蓼科」というお店が信州のおみやげが揃う素敵な場所だったとのこと。「アニバーサリーチロル」のお菓子とか信州金沢フルーツワイン「うまやど」などもらいました。どうしてフルーツワインというのかしら。ワインって葡萄だからあえて「フルーツ」というのってなぜ?調べよう。おお、なるほど。りんごや洋梨を使ったワインもあるのか。でもこれは葡萄だよ。まあいいか。ワインが葡萄というフルーツからなっていることを忘れている場合もあるかもしれないしね。りんごはシードルっていわない?わからないけど醸造方法が違うとか同じとか色々あるのかな。私はワイナリーも結構行っていると思うのだけどおいしいおいしいだけでいろんな知識が全然入っていないのね。今度はきちんとメモして勉強しよう。こうやってなんでなんでって思う時もあるものね。
長野県茅野市にも金沢というところがあるのね。私の愛する石川県金沢市と同じというだけで親近感、と言わずとも群馬出身の私は長野は身近なので普通に親近感。吾妻とか白根とか軽井沢とか尾瀬とか嬬恋とかどっちがどっちだか。でも茅野市のことは全然知らない。山登りの人にはお馴染みの場所らしい。ああ、でも蓼科の方か。なら子どもの頃にスキーで行っているか。
さて、フルーツワイン「うまやど」は終戦直後から様々な困難を超えてワイン醸造を続けてきた小林家のみなさんのワイン。小林家の屋号が「馬宿」なのだそうです。宿場町を歩くと「馬宿」というお仕事を身近に感じることができるかも。今は馬を預けることはなくとも街道歩きのために荷物を運んでいただくことはあるのでその手荷物運送サービスは馬宿の名残なのではないかしらと思ってるのだけど違うのかな。
2023年のGWは中山道を歩く旅をした。岐阜県の妻籠宿、馬籠宿、中津川宿と。妻籠から馬籠まで歩いたので手荷物運送サービスを利用させていただきました。妻籠から馬籠までそれぞれの宿場町を堪能しつつ歩いて中津川へはバスで移動。バスに乗る前に観光案内所へ荷物を受け取りに行った。思ったより時間がおしてて大急ぎで坂を登った。なのに窓口が外国の人でいっぱい。荷物を取るだけだから割り込ませてもらおうと思ったら通訳を頼まれた。この日は中津川に泊まれる場所はもうない、ということがなかなか伝わらなくて困っていたようだ。お手伝いしたら和紙で折った鶴をくれた。彼らも結局同じバスに乗ったけどどこかに泊まれたかしら。
私たちはかなりテンションの下がるホテルに泊まった。一目で「やられた」とわかった。ウェブサイトに載っている写真と全く違った。ビクビクしながら階段を降りてくるお客さんを見たりして「そうなるよね」と思った。ほとんど管理されていないし、夜はホテルの人もいなくなってただの雑居ビルとなる。これまでも安いホテルに泊まってきていろんな面白い体験をしたけどここはGW価格で全く安くなかった。でも中津川は和菓子天国でホテルは寝るだけだったからまあいいかとはなったけどやっぱよくない、という感じだった。あとから口コミをみたらやはりひどかった。口コミの信頼性の問題はあれどみておくべきだった。和菓子と街並みでプラマイゼロよりプラスになる街だったけどね、栗きんとんで有名な中津川。月もきれいな夜だった。
集英社の月刊誌『青春と読書』で「地面師たち」の原作者インタビューを読んだ。続編「地面師たち ファイナル・ベッツ」が出たらしい。出たのか?出るのか?とにかく完成したらしい。今度の舞台は釧路とのことで釧路のあれこれを思い出していた。釧路フィッシャーマンンズワーフの「さんまんま」がめちゃくちゃ美味しくて東京で北海道展をやると探しに行ったりした。釧路ラーメンも食べたな。そこだけ並んだ。街並みをほとんど覚えていないのはなぜ。作者がいうように人はいない、テナントも入っていないという街だっただろうか。根室の寂れ具合を愛している私には釧路は根室よりは栄えているイメージがあったのだけど。釧路湿原の印象も強いからそこがどういう場所かって一言で言える規模ではないのかも、北海道は。
土地の話は面白い。私は毎日狭い区域を移動するだけだけど地形とか感じ出すとそれはそれで興味深い歴史もいっぱいあったり面白い。散歩大好き。暑いから気をつけないとだけど。昨晩は少し涼しかった。今日はどうかしら。どうぞ良い1日を。