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精神分析

時間

鳥たちの賑やかなこと。群れをなして飛んでいく。昨日は猛暑日だったそう。たしかに暑かった。でも空気は秋なんだから不思議。どうなっているのかしら。長年かけて気象を異常にしてきまったということかしら。そしたら長年かかるだろうけど戻していかねば。

という話は面接でもする。長年かけてできたものには時間が必要なのではと。もちろん面接のためにということではない。こういう話をゆっくりして一回で落ち着く場合もあるから。精神分析が長くかかるのは自由連想によって効果をだそうとするものだから。人は「話す」までに時間がかかるし「話す」ことを積み重ねていかないと無意識が現れてこない。本当にただ「話す」ことで人は「そんなつもりじゃなかった」「意識してたわけではない」という部分につきあたる。そしてそこで何かと出会う。その何かが無意識であって「意識化」とかいうほど意識できるものではない。「話す」ことをしていくと「そういえば」ということもたくさんでてくる。怒りの感情もたくさんでてくる。そして不安が生じる。不安が先立っていろんな感情がごちゃごちゃになることもある。その気持ちの動きは日常で体験するものとはまるで異なる。不快で苦しくて受け入れがたいのは自分なのか誰なのかわからないままカウチでぶつける。分析家はなにかしてくれているだろうかと訝しがりながら。委ねることの困難にまた苦しみながら。そんなことを続けていくうちに「あれ?」となる。「なんかスッと」という人もいる。精神分析はなにがどうなるわけではないのになんとなく楽になった自分発見する機会になる。それには時間がかかる。

最近、私のメモはレシピだらけ。動画もたくさんみている。料理にも時間をかけたいが難しいのでいろんなレシピにお世話になる。といっても煮物とかでなければ切るだけ焼くだけ混ぜるだけでなんとかなる。とわかっているのにおなかがすいていると気が短くなるのかできあがりにむかって淡々と進むことができない。するけど。スーパーのお惣菜もおいしいものが増えたけどもう飽きてしまった。そういえば今度友達のうちで持ち寄り会をする。ポットラックパーティーっていうんだっけ。メインは友達が作ってくれるからそうはいわないのかな。勉強したあとゆっくり過ごす予定。なのでがんばろー。

暑さ寒さも彼岸まで、のはず。しのぎましょう。

作成者: aminooffice

臨床心理士/精神分析家候補生