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冬がきたり『黒人理性批判』を読み始めたり。

お茶と羊羹でのんびりした。早朝が終わりつつある。部屋の気温もまだ低いはずなのにやっぱりまだ大丈夫。でもやっぱり寒いと身体が確実に変化を起こす。きちんとメンテナンスしないと。してもしても何か起こる年齢かもしれないけど対症療法でいけるならそれはありがたいことだし。

昨日、また本屋さんへ寄ったらAchille Mbembe(アシル・ムベンベ)の『黒人理性批判』が出ていた。宇野邦一訳で講談社選書メチエから。あまりパラパラできなかった。最初から視線を固定してきちんと読まないといけない本だった。待っていた本でもあったのでオフィスに戻りながら電子書籍で購入。少し安い。フランス語は英訳を介さずに訳されている本がいい。やっぱり言葉へのこだわりが違うし言葉が持つ歴史などそこにこめられているものを知っている人の翻訳はそれだけで勉強になる。著者のアシル・ムベンベはカメルーン生まれ、パリで学び、アメリカでも教え、アフリカに戻って活躍する哲学者・歴史学者・政治学者。一文一文の積み重ね方がすごい。ハイライトでいっぱいになってしまいそうだから途中でハイライトするのをやめた。ゆっくり読もうと思う。

みかんとキウイをもらったので早速みかんを一ついただいた。すっきりした甘さ。冬だねえ。冬は本当に辛いけど食べ物は本当に美味しい、というか食事のときに幸せを感じる瞬間が増える。しみるなあ、と。にしても今朝はなんだかバタバタなのでとりあえず行こう。どうぞ良い一日を。

作成者: aminooffice

臨床心理士/精神分析家候補生