カテゴリー
精神分析

「るかんた」、オタク、生成論

今朝の空の色々を見逃した気がする。朝起きてカーテンを開けたり窓を開けたり何回かみた空はずっとのっぺりだったのになにやら月とか金星とか出ていたらしい。

今朝は日光街道、小山宿のお土産「るかんた」。夏みかんのはもう食べてしまった。今日は焼りんご。

「栃木県特産の”かんぴょう”をジャムにして、お菓子の中心に入れた乙女屋代表の銘菓かんぴょう物語「るかんた」」

とのこと。かんぴょうっぽさは全然感じないけれど美味しい。

石破はミリオタだから歴史認識がまとも、という文言を見た。「だから」の使い方には色々あると思うが、確かに私の周りのオタクたちは間違った情報が入り込む隙を与えない印象がある。私が「〜だっけ」と適当なことをいうとスパッと、なんの情緒もなく訂正される。ああいう正しさはいい。私も精神分析のある部分については相当オタクなので「その本にそんな文章はない」とかいうことがあるが、文献の場合、特に訳本の場合、原著にあったものが省略されていたりするのでスパッと訂正した私の方が「あれ?」っとなることもある。これに関してはしっかりオタクになりたい。

この前、精神分析基礎講座で小此木先生の生成論の話を聞きながら、当然そこには小此木先生が参照した小此木以前があることを思った。フロイトが精神分析の創始者であると同時にそこで用いられる用語をはじめて使ったのがフロイトではない場合が多いということは自明であるという意識のもと学習は自分でしなければならない面が多い。生成論については講義にも登場したビオン、特に『精神分析の方法 I: 〈セブン・サーヴァンツ〉』(りぶらりあ選書)を参照することが必要になってくるだろう。ビオンのグリッドにおける垂直軸は思考の生成的発達を示す軸である。ビオンについては訳書がどんどん出ているし、みんなでどんどん読んで考えていける。先輩方のおかげ。こういうところはやっぱり良い時代。

今日は火曜日。色々間違えないようにがんばろう。

作成者: aminooffice

臨床心理士/精神分析家候補生