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映画とかドラマとか。

冬の朝の空がきれい。特別。りんごをむこう。

映画に行きたくてしかたないが時間がない。映画情報は山崎まどかさん、三浦哲哉さん、北村紗衣さんから得ることが多い。山崎まどかさんは本の紹介もおしゃれで好き。

昨日はこのプレイリストを聞いていて、Bikini Killの“Rebel Girl”→The Linda Lindasのそれ→『モキシー 〜私たちのムーブメント〜』を思い返した。学園ものというのは違うかもしれないがわかりやすく勢いのある映画だった。調べたら2021年。分かりやすいというのはステレオタイプという批判につながるところもあるのかもしれないが実際はびこりつづけるステレオタイプな言動が差別を固定しつづけているわけだから様々なそれを見せ、さらにそれが嫌なんだと声をあげ結託していくことが女子には特に必要なのである。主人公の恋人がまっとうなのもいい。女子にも元女子にも見てほしい。多分同じ時期に見ていたFor Girlsと言いたい映画は『ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから』『エノーラ・ホームズの事件簿』か。エノーラは抜群にかわいく元気で賢い。モキシーもエノーラは父不在、母との関係密。ハーフ・オブ・イットの主人公は母不在、父不器用。これらのドラマや映画に登場する主人公は主体性がありその結果として知らない人たちとのつながりをうむ。関係の描き方は色々だが主人公というのは必要なんだな、とか思う、こう書いていると。私の仕事では主体性を問題とする人たちが主人公だが、それはつながりという点では非常に難しさを抱えていることが多いので2時間くらいのドラマにまとめることはできない。何かをまとめるには軸が必要であるという意味で主体性のある主人公が必要だが、私の仕事はまとめることを求めない他者と時間が必要。お金もかかってしまうけど。

なにか映画が見たいなあ、と元に戻る。この前、なんとなく見た『キングスマン』がすごくよかったから仲間と共に戦う映画たちを思い出したのかもしれない。カップルとかよりグループの方が面白いと思うんだな。シャーリーズ・セロンの『オールド・ガード』なんて主人公たち不死身という設定である意味主体性のもとである有限性を奪われた状態なのがすごくて切ないのだがああいうスケールで考えることも大事。私はシャーリーズ・セロンの顔があまり思い出せないのだけど彼女の映画が好き。思い出そうとするとキャリー=アン・モスが出てきてしまう。『スノーホワイト』の女王もシャーリズ・セロンか?今予告をふと思い出した。あれはNetflixで見られるのかな。チェックしてみよう。

だいぶ明るくなってきた。明日は冬至。短い昼を意識して大事に過ごそう。どうぞ良い1日を。