zoomでの会議が終わった。これまでメールでのやりとりしかしていなかった人たちとオンラインで話すようになったのは面白い。コロナがなければ今まで通りメーリングリストなどでやりとりしていたことだろう。
それにしてもみなさんなんとか元気そうでよかった。
ところで最近、チェーンの薬局や家電量販店やカフェで店員さんとおしゃべりをすることが増えた。コロナ以前と以降では格段の差がある(以前はマニュアル的な話しかしていない)。
フロイトとブロイアーの共著「ヒステリー研究」にTalking Cureという言葉が登場する。精神分析の本質は最初から患者によって語られていた。
私がここで書くように、誰かが手紙を書くように、みたこともあったこともない相手にメールを打つように、書き言葉は話し言葉とはだいぶ違う。
話すこと、今だからこそvividに語れることがあるかもしれないと、コロナ禍における患者との関わりのなかでも感じている。