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俳句

魚の骨とかお盆とか

昨晩の魚の匂い。サバの匂い。ちょっと血の混じったような匂い。骨抜きに失敗したのでwebで方法をチェック。「料理の基本!」だって。そうですよね。そうなのでしょうね。でも私には昔から難易度が高い魚の骨。骨をきれいに取りながら食べる人が身近にいるけどその人は釧路で炉端焼きに行ったときも焼いてくれる大ベテランの女性店主にも褒められていた。有名な店だったが今は次の代の方が継いでいるらしい。ということを知ったのももう何年も前。みんな歳をとって次の世代に継いだり継がなかったり。ウィキペディアで「炉端焼き」を調べたら炉端焼きの発祥は第二次世界大戦後の宮城県仙台なんだって。釧路かと思ってた。

“「炉ばた」の一番弟子が大阪府で、二番弟子が北海道釧路市栄町で、ほか3人の弟子が青森県や福島県などで炉端焼きの店を出した(大阪府の店は既に閉店)。”

とのこと。それはそうとこの記事、いろいろな点で興味深いのだが「また、1960年代以前の日本の農業では人糞を使っていた」という記述にびっくり。「化学肥料が戦前と同等の生産量にまで回復したのは1950年頃。」ですって。実家にいた頃はそう数は多くないけど近所にも牛がいて「田舎の香水」も身近だったし、バキュームカーも普通に見かけていたからそんなびっくりでもないか。公衆衛生の歴史はとても大事だよね。平成26年版厚生労働白書労働白書に「第1章 我が国における健康をめぐる施策の変遷」がある。コロナもこの歴史に書き加えられていくだろうし、諸々なかったことにしないようにされないようにしないと。

ずっとめくっていなかった日めくりをめくる。一年も半分過ぎたとか言ってからもそれなりの日々が過ぎた。今日の日めくりは

長き脚もらひて立てり茄子の馬 明隅礼子

お盆ですね。馬というと『スーホの白い馬』をあの赤い服の表紙とともに思いだす。

日めくりを過去側にめくると

魂迎ふ闇を涼しき草の音 鷲谷七菜子

お盆初日ですね。迎え火を焚くのは真っ暗な夜があってこそ。明日は終戦の日。なかったことにしないように、されないように。

どうぞ良い一日をお過ごしください。