早朝、鳥たちが面白いほど賑やかでずっと声を聞いていた。カーテンをそっと開けて覗いたら番いがみえた。何を伝えているのだろう。『葬送のフリーレン』で魔族が使う欺くための言葉というのがすごくよくて、というか、なるほどと思って、ひとつひとつの単語の重みとかその言葉が無意識に作用する力について考えていた。いつもそんな間にブログ書いてるんだけど今日は祝日と気づき二度寝した。二度寝する前に洗濯機かけておいたから干した。いいお天気。
私はかなり意識して使う言葉というのがあるけど「気持ち悪い」とか「シスターフッド」がそうかな。「気持ち悪い」は明確にネガティヴさを伝えるために意識して使うし「シスターフッド」は本当に貴重なものとして使う。とこれはフリーレンを見たからではなくSNSを見たから思ったことなんだけど、なんにしても人が使う特定の言葉だけに敏感に反応する世界になったもんだ。長い文章、長いやりとり、お互いの間に紡がれるものとしての言葉の力とはまったく別の力に脅かされたりそれによって争ったりするなんてしたくない。なんかそういうつまらない反応で使えなくなった言葉って結構ある気がする。もちろん使い続ければいいのだけどたやすく反応されることがわかっている言葉を使うのはめんどくさい。その点、「気持ち悪い」という言葉が持つ普遍的な嫌な感じはすごいね。できるだけ人に対しては使いたくないけどね。
隣に積まれている分厚い本たち、どうしましょ。私は読んでもすぐに忘れてしまうからなあ。昨日の課題テキストも既に読んだことがあるものだったのに勉強会があることから忘れていてお昼いつもよりいっぱい食べちゃって眠くて最後の方でようやく覚醒してKindleに似た文献あったかなあ、とチェックしたらその論文そのものが入っててもう既に読んだことあるやつじゃんと気づいてしかもめっちゃ線引いてあるじゃんと知ってやっぱ自分信用ならんわってなった。とりあえずフロイト『心理学草案』読み直さねばと思った。
どうぞ良い一日を。