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精神分析、本

夢、バトラー

昨晩の夢をもう忘れてしまった。夢を話し始める患者さんは昨日?今日?昨晩?今朝?と言い換える方が多い。昨晩から今朝にかけて、だとニュースっぽいしね。夢を話す仕方って興味深い。精神分析は映画『マトリックス』にでてくるコードを読むみたいなところあるから内容はほぼ記号なんだけど行為する身体を司っているのも脳なわけで夢ってどういう表象なのかと考えると止まらなくなるからフロイトが『夢解釈』書きたくなるのもわかるよね。

カーテンを開けるのが遅くなって朝焼けを逃した。今日はきれいだったろうなぁ。まだ空が赤みがかっている。気温はカーディガンにジャケット羽織ればちょうどいいかな。あとこの時期用のマフラー。冷え性だから首温めるの大事。

なんか突然ジュディス・バトラーを斜め読みしたのだけどすごく勉強になる。前の斜め読みしかしていない本を再び斜め読みして少しずつ理解を深めている感じなんだけどバトラーは言語の人なんだねえ。言語ではどうにもならない最たるものがSEXだと思うのだけど、ラカンでいえば象徴界における現実界を扱っている感じ。バトラーは政治への影響も及ぼせるほどの思想家(っていうのかな)だからこれが必要ギリギリの言葉という感じもする。何が勉強になるって精神分析をこういうふうに引用すると政治的に届く言説になるんだ、という引用の仕方。私は臨床中心で生きてるからそういう思考と乖離しやすい。身体をどう記述するかという問題でもあるからいずれ精読しよう。とりあえず今日締切の原稿書こう。休息はしっかりとりつつがんばりましょ。