早朝、カーテンを開けるとシャンシャンと蝉のような声がした。蝉は早いだろう、とあんな声のとりか蛙だろうということにした。でも旅に出てネイチャーガイドさんとしか行けないような場所に行くと変わった声に驚く鳥に出会うこともあるのでああいう鳥も多分きっといなくはない。人だって色々いるんだし。
私が面倒を見ている人たちに譲る本を探している。今候補にあるのはタイソン夫妻の『精神分析的発達論の統合①②』(2005、2008,岩崎学術出版社)。今、岩崎のウェブサイト見たら「品切れ・重版未定」とのこと。どこかの本屋さんには残っていたりするかも?図書館ならあるかも?監訳の馬場禮子先生も皆川邦直先生も亡くなられたけどこの本自体は古典でもないと思うし、精神分析理論の中でも発達論を統合して説明しているこの本は保育や学校現場に関わる臨床心理士の仕事には特に役立つと思うので、ということで譲ろうと思っている。「用語集」は2巻目にしかないのと第7部のジェンダーの発達についてはかなり偏りがあると思うので、それはそれで知っておいてもいいと思う。
そして来週末に久しぶりに会う友人に渡す本も準備した。前に会った時にあげると言っていたのを思い出してよかった。
忘れたいことも忘れたくないこともごちゃ混ぜにしてなんだかんだ覚えておきたいなと思う。どうぞよい日曜日を。