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精神分析

越谷ろまんず、日々

今朝は日光街道歩き土産の磯崎家本舗「越谷ろまんず」チョコレートクリーム味。パッケージがレトロでかわいい。ブッセ生地のお菓子は美味しい。越ヶ谷宿は日本橋から3番目の宿場。通ることはあるけど駅で降りたことはないかも。越谷レイクタウンはすごいという話は聞いたことがある。

映画や展覧会をことごとく逃している。旅先では余裕があるから美術館や博物館があれば必ず行くけど映画はあまり行かない。映画館のある街ってそんなに多くないから。昔、オリオン通りの映画館によく行ったが今は通りの名前が残るのみ。ほとんどシャッター商店街だが身内で通れば「あそこであれ見たよね」「隣の手芸用品店でフェルト買ったよね」など思い出で色づく。一時期は映画館のない街になったが今は駅の反対側のモールに映画館が入った。展覧会も映画も気づいたら終わってて、と柴崎友香が『あらゆることは今起こる』に書いていたがあの本に書いてあることは実感としてよくわかるものが多い。あんなふうに言語化してくれる作家がいてくれるのは日本のいいところだと思う。日本じゃなきゃ困らない、とも言えるけれど。

一体何をどう捉えてどう感じてどう考えればいいのか、と日々をこなしながら別の日々を過ごしているような毎日。分析を受けていた頃はその別の日々も息づいている感じがしたが、普段はB面というか表面には出てこない。そっちからの突然の働きかけに気づくようなこともあるけれど。展覧会や映画を見逃すのは残念でもあるのだけど単にそんなに行きたいと思っていないのかもしれない。別の刺激のせいでなくしたくないものがたくさんあるのかもしれない。自分のことはよくわからないけれど自分と同じような人にであったらわかるかもしれない。そして同じような人は多分絶対いる。少し違うのは当たり前でむしろ違ってくれないと困るからそれわかるくらいの部分で十分だけど。

今日は6月2日月曜日。一日ずつ少しずつ。