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精神分析

千葉へ

突然千葉へ行った。数年前まで高校のスクールカウンセラーをしに千葉へ通っていたがそれ以来。あれからもう何年が過ぎたのだろう。千葉のそごうはまだ残っている。周りも栄えていて特別感がないのがかえっていいのかもしれない。先日、上野で田中一村の展覧館に行ったが千葉市美術館所蔵の絵も多く飾られていた。一村は奄美大島に向かう前に千葉に長く住んでいた。その時期の絵も素晴らしく、上野へ貸し出されていない作品を千葉市美術館で見ることができた。こちらの方は人も少なくゆっくり見ることができた。やはり一村の絵は時間をかけて見るのがいいような気がする。企画展「Nerhol 水平線を捲る」もとてもよかった。千葉市美術館コレクションとのコラボレーションもやっていて李禹煥、ダン・グラハム、菱川師宣、恩地孝四郎などまで見られて嬉しかった。モノレールで千葉市動物公園にもいった。園内案内マップがシンプルすぎて面白かった。ちょうどクラフトビールのイベントもやっていて賑わっていた。ここはレッサーパンダの風太くんで有名な動物園。あれは2005年のことだったのね。もう21歳で国内最高齢らしい。小屋の中で丸まっていた風太くん、動物園の生活でなかったらどんな感じの生活だったんだろうね。動物たちをなんとなくかわいそうに思いながらも見始めると離れることがなかなかできなかった。なんでこの動き、あ、飼育さんがきたのか、とか彼らの行動をずっと追ってしまう。細かい動きもとても興味深い。動物行動学とか本当に面白いだろうね。私もそっちを選んだ生活だったら今とは全く異なる生活だったのだろうね。いつもと違う環境に出向いたせいか昨晩は目が痒くて起きてしまった。花粉もあるのだろう。金木犀もようやく強く香り始めた。眼科にいくか迷うな。今日は火曜日。無事に過ごしましょう。

作成者: aminooffice

臨床心理士/精神分析家候補生