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音楽

雲、ジュリアン

この時期は夏より淡い白の大きな雲がじーっと浮かぶ。今朝もそんな感じ。東側の雲は朝日のいれものみたいになっててオレンジがはみでてるのもきれい。まだ空気は秋。冬の鋭い感じがない。紅葉も今本格的にきれい。2週間前の広島もきれいだったけど東京のほうが遅く感じる。実際どうなのかしら。

おなかの調子が悪くて仕事以外じっとしてる時間が長い。やることがたまってく。ただでさえ時間が止まってたんだなと気づいてショックを受けてたのに。そのショックの身体化かもね。あーあ。しょうがないね。調子悪いと音楽も刺激になっちゃってイヤホン忘れて元気なくしてた日々はどこへという感じ。それでも昨日延々流していた、というよりPC前でウトウトしっぱなしの間に繰り返し流れてたのはジュリアン・ラージの新曲”omission”。

宣伝用に一部切り取られたのがずっと流れてたんだけどここちよかった。ギターの可能性だけではなくて一緒にやる人たちの演奏の可能性も広げていくのがすごいと思う。コーシャス・クレイのアルバムのギターもジュリアン・ラージなんだけど生で聴いたらどうなっちゃうんだろうというくらいきれいな重なり合い。本当はきれいって言葉じゃ全然足りないのだけどこれだけ良いとどの言葉でも当てはまるからいっかみたいな気分にもなってしまう。彼らの緻密かつ考えと正反対な気がするけど言葉にするとしたらもっと体験しないとって感じ。ライブいくとか。トップミュージシャンたちは背景を作るのも最高に上手。どの世界でもそれは同じか。デザイナーの世界もそうだよね。分業が素晴らしい。心理臨床も分業として考えればいいのだけどなかなかそうもいかないのでしょうね。私世代までは多分そうやってきたと思うのだけど。心なんてそもそも全体で語ろうとするからおかしなことになるんじゃないの?と思ったりするもの。

はあ。早く通常の状態に戻りたいな、と思ったけど通常でもたいして変わらない疑惑が出てきた。それもそうか。まあ、できる範囲で行ける範囲までやりましょう。寒いけど紅葉楽しもうね。