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あれはなんだったんだろう うそもほんとも。 精神分析

プロとか人間とか。

薄緑のお茶がきれい。何もかも進んでいないけどお茶はいつもきれい。空の色も水色とピンクになるようなならないような色が境界線なくしててきれい。昨晩は明日までに読まなくてはいけない本を探し回って終わってしまってなんにもなんにも進んでいないのだけどなんにもベイベーだな、って今思ったのは前に身内が「何度もベイベー」って曲を舞台用に作ってそれが私の中を流れてきたから。ほんと単純で最初はなんだその曲って笑っていたのだけどプロにアレンジをお願いしたらとんでもなくかっこいい曲になって返ってきてプロすごい・・・と思ったのだ。しかもその人とてもいい人で、とまで書いて「あ、これは別の人だったかも」といつも通り記憶の揺れがひどい。いい人!素敵な人!やさしい!って思うことがたくさんあるから混ざってしまう。「プロすごい・・・」と思うことも本当によくあってこの前も「ちょっと意味がわからない」と思うくらいすごい人に会ったのだけど一緒にいたり会話できたりするんだよね。動物とは通じ合っている気はするけど会話はできないし。プロってなんだ、という話でもあるけど対話ができる、ということまで含めてプロだと思う。

でも人間ってわからないものでとっても素敵でとっても大好きと思っていた人に「あれ?」と思う瞬間があったとして、そのときは「この人に限ってそんなはずないか」という感じでなかったことにするのだけど小さな違和感は大抵正しかったりする。悲しいことに。前にその人の全体がなんだかわからないまま勢いみたいな感じで親しくなった人がいた。その時点で「あれ?」という感覚をいくつも持っていたのだけど否認していた。その人には配偶者と愛するペットがいてそのペットが死んだあともそのペットについて呟くたびにたくさん「いいね」がつくほど動物好きで有名だった。その人の家にはほかの動物もいたけどそのペットだけは特別だったようで家族がほかのペットの死を悲しんでいる日もその人はごきげんに愛想を振りまいていた。私がそういうエピソードに「あれ?」と思うのは、その人が人に対しても突然冷たくなるところがある人でいわゆる「さめる」様子がよく伝わってきて、怖いと感じることがあったから。そしてその直感が正しかったことは悲しみが共有されなかったペットが死んで一年もしないうちにわかった。人を全体としてみていたら絶対にできないことってあると思うのだけど部分で見ている人はやってしまってから「だっておまえがひどいことするからじゃないか!」みたいな感じで何も言っていないのに不安定になったりしてしまう。本からそれだけ学べるのに人からは決まった範囲でしか学べないのか、SNSではそれだけ発信できるのに受信範囲はそれだけか(見なければいいから)と驚いたりもしたが自分の攻撃性によって被害的になりやすい人との対話は難しい。ああ、このセリフってあのアニメの男の子のセリフだな、と思ったけどアニメって本当に人のそういうところをよく描き出している。人の関係における複雑さを単純化する力がすごい。プロたちすごい。今日もいろんな人から学ぼう。私の仕事はとりあえずそのまま置いておくところからかな。現象大事。事実大事。

鳥たちも元気っぽい。がんばりましょう。