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精神分析

カレー@初台&佐賀

夜の間は雨の音が聞こえるくらいに降っていた。今は雨の音はしない。鳥が鳴いている。でもきっとまだ降ってる。寒いね。

また自分の足首をもう一つの足首に乗せて眠ってしまい痛い。自分の重みで自分がやられている。結構本格的に痛い。

数ヶ月前、オフィスのそばのカレー屋さんがとても美味しい、と友達に聞いた。最近ちょこちょこ行っている。美味しい。ごはん少なめにするとトッピングをひとつ選ばせてもらえる。小さな店で並ぶことの方が多いみたいだけど回転は早い。辛さの調節は0が中辛で20まである。それ以上もできるみたい。「17とかできます?」「できますよ」と聞いてどんなふうに調節してるんだろー、と興味津々だったが皆黙々と食べて帰るような店なので誰かがお店の人に尋ねる場面にはまだでくわしていない。私は聞けないから「あの小さなタッパーたちに秘密が?」とか思いながら観察しているが多分違う。ご夫婦でやっているらしい。奥で男性が黙々と同じ動きを繰り返している。お二人とも無駄のない素早い動きなのにどこかあったかい雰囲気。はじめて行ったとき勝手がわからずあわあわしていたら最小限の言葉で静かに指示を出してくれてありがたかった。私のあとにあわあわしていた人にも同じ対応をしていてなんだか入学式とか試験会場みたいだった。はじめてってあわあわするよね。ごはん多分g数に合わせて自動で出てくる機械があった。初回はよくわからぬまま「なら普通で」とか言ったが2度目に行ったときになんとなく「3で」と言ってみたら結構辛かった。エビカレーのエビがプリップリでトッピングのほうれん草で見た目も豪華になった。周りの人は「10」が多かった気がする。17ってどんな感じだろう。ああ、佐賀の白山文雅に行きたいー。元はバーだったみたいな狭いスペースが待合室になっていて、順番が来るとお店の人が道を渡って呼びにきてくれるシステム。人気店だから待つのは普通みたいだけどそんなに待ち時間長くなかったと思う。キョロキョロしたり置いてある佐賀情報を眺めたりそばの人の話をなんとなく聞いていたらあっという間に呼ばれた。私たちが行った日は休日だった。隣で待っていたご家族は地元の人みたいでいつものメニューがないことに慌てていた。なにやら平日はセットがあるようでみなさんそれが狙いだったようなのだ。しかもその方が全然お得らしく、お母さんはいいよ、お金出せるよと言っていたが息子たちがそれだったら別のところでみたいな感じで平日に出直すことにしていた。とても残念がりながらも気持ちを切り替えようとしている姿にいい店なんだなーと思った。順番が来た。店は意外と広い、と思ったら鏡の効果もあった。アンティークな感じでとても素敵だった。ここでも「ごはん少なめ」と言おうとしたら少しお店の人に制されるようなタイミングで何か言われた。不思議に思って待っているとごはんのお皿が出てきた。びっくり。すっごく小さなごはんがお皿にちょこんと乗っかってる!ごはん少なめって言ったからではなくてスタートの量がこれ。あとはおひつから自己調節。かわいい。カレーもとっても美味しかった。隣にきた若い女性たちはインスタとメニューを見比べながらずーと迷っていたが結局お店の人に色々聞いて選んでいた。迷うよね、これは。写真とかみちゃうとなおさらね。その人たちはセットで頼んでいた。特別な店ではちょっといいもの頼みたくなるよね。私たちは旅に出ると早くから呑むからおなかいっぱいになりすぎないように普通にカレーだけいただいた。また行きたいな。夜にいって豪華なコース食べるのもいいな。11月上旬は佐賀バルーンフェスタだったね。佐賀に行ったときに電車から普通にバルーンが見えてすごく感動した。「うわー」ってなったんだけど電車の人たちだーれも反応していなくて「おお、日常・・・」って思って小さく騒いだ。

ああ、寒くて動きたくないぜよ。もう金曜日なんて最悪だよ。なにも進んでないじゃん。なのにこんなことばかり書いてしまった。はあ。準備準備。どうぞ良い1日をお過ごしくださいね。