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精神分析

鳩、居場所

雨の音。空が白い。お湯が沸いてスイッチが落ちた音がした。鳥もないている。うちのベランダで雨宿りしてくれてもいいよ、と思うけど前に鳩がいつきそうになったときは追い払ったんだった。ごめんね。そういえばオフィスの小さなベランダにも鳩が棲みつきそうになったことがあった。オフィスは都会なので窓の防音能力が高いのだけど鳩の声は結構すごくて面接中ポッポポッポずっと鳴かれるときついな、と思って追い払いはしなかったんだけどいつかないでくれた。でもそれを経験してから手すりに鳩が歩いているのを見かけるだけでもびくんとしちゃう。そんなびびることではないのにね。びくんとしてから「鳩だぞ。毎日会ってるではないか。鳩だって手すり歩いたりベランダに降りたりするだろうよ」と思う。外で会う鳩は観察したり写真撮らせてもらったりしてるのだけどねえ。昨日も日陰に並んでおさまっている鳩の写真をSNSにあげたしね。そのすぐそばでは強い日差しで羽を乾かすようにお座りしている鳩がいっぱいいたのだけどね。鳩のあの着崩すかのような座り方、独特だと思うのだけど着崩せるくらいの羽根の分量がある鳥はみんなするのかな。普段隠れちゃってるこの部分も乾かしましょうかね、みたいな感じで羽根広げ気味で座るの。日差しが強い日はいつも観察してしまう。おしゃれなのか?と思って。私も着崩し系スタイル好き。ダボっとしたシャツの余った部分とか握ったり巻いたりしてたい。それは着崩しというのかわからないけど。

今朝は「世にもおいしいチョコブラウニー」シリーズから「イチゴミルクブラウニー」にしようか、あとなんだっけな、「チーズケーキ」かな、黄色いやつ。迷いますね。新しいのが出るたびに買ったりもらったり。最初の頃、なにこれ美味しい!と思ったほどの感動はないのだけどチロルチョコと同じで何か新しいのが出れば普通に買ってしまう系のお菓子です。なんとか「系」という言葉が苦手だけど今日はいっぱい使ってるな。「系使う系の人」とかいう言い方も出てきてるかな。

昨日は「子供の居場所」というキーワードであれこれ考えていた。これもすでに使い古されている言葉だけど東日本大震災後、子供の居場所づくりに関わったり、精神分析家候補生として世話されたり教育されたりするという意味で「子供」の立場であったりしたからその居場所の提供の仕方について考えていた。学会誌の紙面の割き方とかもそう。ただ入れ物を作ればいいものではないし、一度作るとそれをなくすのは結構大変なのでこれからの子供や子供的立場の人たちのニードも考えてそれは提供されるべきだと思う。自分が労力をかけるかどうかということも相手にその労力をかけさせるかどうかという点も両方大事。何かを継承することについて考えているんだよ。きっとこれまでもいろんな方法でされてきたと思うけど、輪島の状況とかみても今は文化を残す意味から伝えていかないとなんだろうなと思う。でもそうやってお勉強みたいに伝えていくものではないよね、文化って、本来。芸術と同じだと思うの。

しまった、寝てしまった。とにもかくにもがんばりましょう。

作成者: aminooffice

臨床心理士/精神分析家候補生