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お菓子

紅茶やサンダルを買った店とか通りとか。

今朝も「杜の色相環」の夏みかんケーキ。爽やか。T2のJust Peppermint Tea Bagと一緒に。私たちが最初に偶然辿り着いたのは多分Wynyard店。あってた。調べた。そうそう、George St, Sydney。このジョージストリートが路面電車の走る素敵な通りだった。泊まったホテルはこの通りに並行して走るPitt St.ここも主要道路みたいだけど車通りが多くジョージとは全く異なる雰囲気だった。同じ通りの別のホテルに泊まった友人は最初ピットにパッと出ちゃったみたいで帰りに少し土地勘のついた私がその人とホテルに向かってジョージを歩いていたらあまりの雰囲気の違いに道を間違えていると思ったくらい。紅茶の専門店T2はWynyard Stationのすぐそば。電車は最終日に空港に向かうときに使っただけだけどこの駅は使わなかった。シックでかっこいい駅だった。オーストラリアの人も大体定時で帰るらしく(私が経験したイギリスもそうだった。むしろ少し前からお店が閉まっているかのようにしていた店もあってドアを開けたら本気で残念がられたこともあった)ちょうどラッシュアワーと重なった。初日にこのビルの存在を知りスーパーで食材を、Everything Party Suppliesでサンダルを買うつもりで出向いたら駅に向かう列が続いていた。止まってしまうことはなくみんなどんどん駅に吸い込まれていった。私はそれと逆行してEverything Party Suppliesへ。さっき調べるまでEveryday Partyだと思っていた。最初に通りかかったときにこっちではどれだけパーティーが日常なん、と笑った。入ってみたら仮装用のグッズとかなんじゃこれはという楽しい小物とかいっぱい。小さい店内にはお客さんも数人いて真剣に商品を見ていらした。包装紙とかカードとかかわいいのもいっぱいあった。空港からホテルに着いてチェックインしてすぐにランチにでたのでホテルの部屋にスリッパがないことに気づいたのは散策して夕方帰ってきてから。飛行機のが持ち帰れたのに忘れてきてしまった。うちにもこういうとき用にいくつかあったのに入れるの忘れちゃったしな。スニーカーを脱いでベッドに座ってしばしぼんやり。そうだ、あそこ行こう、と思いついたらテンションがあがった。あそこなら変なものかも知れないけど絶対ある、と思って再びEverything Party Suppliesへ。あっさり行けた。スリッパはなかったけどサンダルがあった。しかもコアラとか書いてあって思いっきりオーストラリア。即購入。店近くのスペースで写真を撮って友達にLINEしたらうらやましがられた。その人もスリッパがなくて困っていた。帰り道ウロウロしてほかにも安いサンダルを売っているところを見つけたのでそれもLINEした。すぐに買いに出かけていた。T2もEverything Party Suppliesも入っているそのビルのスーパーには毎日お世話になった。安いものを探すのが大変だったけど美味しいジュースにも会えた。まだこうして思い出せるけどいつくらいになったら「あそこなんだったっけ?」って言い出すかな。思い出を共有している人たちがいるからそんな話もできるわけで「あそこなんだったっけ?」って言い合えるだけで楽しいんだろうね、きっと。なんかえらくのんびりしたことを書いている。休日っぽい。今日は自分主催のグループとセミナーと会議ともりだくさん。それでも日曜日は日曜日。気持ちはのんびり。がんばりましょ。

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お菓子 音楽

ケーキ。滋賀。ノラ。

コーヒーのいい香り。今朝は「杜の色相環」のケーキ。5月、6月のケーキは「フルーツパウンドケーキ」と「夏みかんのパウンドケーキ」。今朝は夏みかんの方をいただきます。特別なケーキなのでお裾分け用も切ってラップラップ。もう何年のおつきあいになるのでしょう。お店ではなく頒布スタイルにしてから直接会うことはほとんどなくなったけどその人が以前に働いていた彦根のレストランでお店のご夫婦とその人のことを話したり間接的な交流も含め随分長いおつきあいになってきた。彦根のレストランもめちゃくちゃ美味しくて1日に二度(ランチとおやつ)に行ってしまった。滋賀をぐるっと旅したときのこと。大津、草津、彦根、あとどこだったか地名を忘れてしまった。どこからも琵琶湖が近くのどか。犬もいる素敵なカフェにも行ったな。大きい犬に大きいおなかのサングラスの妊婦さんにいろんな子供たちに短パンとかの大人たちにといろんな犬や人がテラスにも大きな窓が開け放たれて境目をなくした店内にもいた。猫や鳥もいたのかな。鳥は湖畔にはいたね。妊婦さんがおっきなバスタオルをばさっとかぶって急に授乳を始めた。周りの人はそばの荷物をどかしたり赤ちゃんに微笑みかけていた。すごく自然。大きな犬たちもかわいくて湖畔に停められたでっかい車に乗せられてきたのか地元の犬なのかわからないけどうちの近所の犬連れOKカフェとは全く違ってそこにいるのが犬だか人だかよくわからない空間がとても素敵でのんびりした。一緒にいた人は犬用のお皿で水を飲んでしまった。今でも笑う。犬用のお皿、カラフルで素敵だったもんね。つい手に取るよね。面白い。突然ライブが始まったのもよかった。こういうのはとっても楽しい。私たちも若い頃、公園で急にギターでみんなで歌ったりしたねえ。私は聴いてるだけだったけどなんで彼はギターを持ち歩いていたのだろう・・・。みんなそれぞれバンドマンだった。尾崎豊が死んだ年だった。そういう時代だったか。私は尾崎豊が死んだときの友達の反応で彼がいかに有名だったかを知ったので曲をきちんと聴いたのはそのあと。洋楽ばかり聴いてたからな。びっくりするかっこよさだった、尾崎。尾崎裕哉も声似てるよね。音楽はいい。何も聴きたくなる時期もあるだろうけど自分の中に流れているなんからの音楽ってきっと誰にでもあるでしょう。それ自体が煩わしい時もあるだろうけど。

そういえば昨日また柳樂光隆のすごいインタビューを読んだ。なんと今回ノラ・ジョーンズ。新作が出てすぐの別の人によるインタビューがいまいちだったようなのだけど、私も読んだのかな、覚えていないのだけど、柳樂さんがやってくれたらきっといいんだろうなあ、と思っていたら叶った!ご本人も願っていたことらしいのでよかった。いつもいいけど今回のインタビューはいつもとはちょっと違うというか、ノラくらいジャンル横断型の世界的シンガーになると内容も変わるだろうし、深めるの大変そうなのにすごかった。私みたいな偏った聞き手にも別の視点(聴点?)をくれるっていうのかしら。ノラの軽やかだけど緊張感も力強さもある答えにワクワクした。一緒に作業する人に対する信頼も強くてかっこいい。それにしてもノラ・ジョーンズくらいになると答え方がもう大御所、というか貫禄があるのね、私より若いのだけど。出てきたときかわいくって声がきれいでびっくりしたよねえ。今朝は「よねー」という感じの気分になりやすいな。早起きしすぎたか。みんなノラの新作聞いた?すごくいいよ。自由で楽しそうだし、今回のインタビューで曲作りのプロセスも話していてもちろん苦労もたくさんあるみたいだけど一貫して力抜けてる。かっこいいの。読んでみて。というか聴いてみて。70代の人とノラの話で盛り上がった。もう20年以上経つんだもんね、デビューから。その人との出会いの頃だな、そういえば。ああ、時間があるとノスタルジックになるわね。仕事前に明日の資料読まねば。フランス語バージョンは読めないから英語バージョンを。誰か日本語バージョンをおくれよ。フロイト、ラカン、ヘーゲルの線は少し勉強した。ラカンに関する本はフロイトに関する本よりずっと豊か。そういうものだよね。補助線を引く人が現れて創始者のものは豊かになっていくんだもんね。今日は晴れかな。洗濯物どうしましょう。勇気を出してほしっぱなしでいくか。どうぞみなさんも良い1日を。