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お菓子 精神分析 音楽

ヴァッフェル、メタル、ヒューム

なんだか夜、暑くありませんでした?まだ服装もお布団も真冬と同じなので暑くて起きてしまいました。二度寝したけどなんか暑かったよねという寝ぼけた感覚がまだ残っています。

今朝も京都若菜屋さんのお菓子。「苺クリームヴァッフェル いちごいちえー一期一会」。これもかわいい。開けるなりいちごクリームのいい匂い。私が大好きな系列のお菓子。「ヴァッフェル」ってワッフル?と思って調べたら

「欧米の伝統的なワッフル生地をさっくりと堅焼きし、芳醇なヴァニラクリームを挟んだ長崎堂のヴァッフェル。 」

という大阪の長崎堂さんのサイトが最初にでてきた。なんと。「ヴァニラ」とくっついておるのですか。若菜屋さんのも美味しいです。ありがとう。

ここのところ思いがけずっと色々大変で仕事が進まない。でもそんな状況にも少し慣れて締切を2つ守ったのは守ったことだけ偉かったと思います。内容はともかく。もうひとつは国際精神分析協会(IPA)のアジアンパシフィック地域の大会で出すパネルの原稿。もうダメだと思って1週間締切を伸ばしてほしいとメールしたらbut no later than Friday 5th Aprilということで2日遅れで出しました。日本語で15分間話す分量から随分減らすことになってしまったけどそういうものなのですね。色々素人すぎるけど今回学んだのは締切に遅れると英語でメールを書く手間が増えるということ。これはこれでめんどくさかった。

Spotifyの2024年のデータを基に、どの国でどのメタル・バンドが最も聴かれているかを示す「現在、世界各国で最も聴かれているメタル・バンドの地図」が話題に。”

というニュースを読みながら「へーおもしろーい」となっていた。

”注意点としては「何をメタルと分類するかによって結果が変わること。”

いやあ、そうでしょうねえ。

アジアンパシフィックの大会でご一緒する国を見てみましょう。

Taiwan:Flesh Juicer , Korea:Madmans Esprit , China: Nine Treasures , India: Bloodywood , Australia: Parkway Drive。で、日本はBabymetal

ふむ。早速インドのBloodywoodを聴いてみましょう。おお、インド音楽要素が強い!のにしっかりメタル。面白い。いいですね。

新しい本を読むエネルギーがないので再読ばかりしていたのだけどなんとなくKindleで読んでいない本を読んでみたのです。そうしたら全然頭に入ってこない。入門書かと思ったら博士論文を書籍化したものでした。博士論文の書籍化って多いけど難しい、素人には。まあ、まずは専門の人に役立つのが大事だからいいのだけど。読んでいたのは

成田正人著『なぜこれまでからこれからがわかるのか ーデイヴィッド・ヒュームを哲学するー』(青土社)。副題と目次からして難しいってわかるだろ、という感じだけど題名が魅力的だったのですもの。

教えて、ご本人、というわけで「普及版」といいながら全然普及しなそうな値段の『デイヴィッド・ヒューム 『人間本性論 第1巻 知性について』 (木曾好能訳、法政大学出版局)を読み始めました。さすが、ひとつひとつ丁寧。そう思ったから買ったんだもんね。ちょっとずつ教えてもらうように読みましょう。

さあ、洗濯は終わりましたが資料作りがもう少し。こんなことしてる場合ではなかったよ。どうか良い1日になりますように。

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Netflix お菓子 精神分析、本

三体、ほっこり餅、夢判断

 コーヒー&和菓子。机に向かうのが遅くなった。最近、帰宅するとNetflixの『三体』をちょこちょこみている、と早朝からすでに朝を2時間ほど過ごしたにもかかわらず書き始めたら昨晩より前に頭が戻った。朝らしさいっぱいの部屋なのに。昨晩もちょっとみた。『三体』は読もう読もうと思って読んでいないので何も知らないがこれはこれで面白い。すごいコンパクトにしちゃってるんでしょ。でも私はこれでいいや、みたいになってる。しかし、すごいね、原作も役者もゲームのことも知らない私みたいな人でもこのなんとなく知っている全く知らない世界を作り上げてしまうのだから。あ、しまった。こんなこと書きながら京都土産の「ほっこり餅」を食べてたらあっという間になくなってしまった。もっと味わって食べようと思ってたのに。この若菜屋さんのお菓子はほんと小さくてかわいい。ペタッ、モチッとした生地でニッキの香りほんのり。パクパクしちゃったけどニッキの味が残ってて美味しい。やっぱり知らない世界を知らないようにえがくって本当に難しいんだな、とまたドラマのことを思い浮かべてる。けど、味覚は「うん?何この味?」ってかなり新規性を感じるものがあるね。歯磨き粉とかも。この前、いつもと同じメーカーだからとあまり何も考えずに買った歯磨き粉が使い始めて何回かはいちいち「なんじゃこの味」となった。でも今は慣れてしまった。この最初の未知との遭遇の時間の短いこと。貴重。今年はもっとベルクソン勉強したいな。昨年、平井さんに問いを発したもののそれをしたことで自分が考えていたことにも疑問符がついた。この前のクドカンドラマはタイムマシンだったけどあれも既知である未知との遭遇だよね。そうそう、タイムマシンの物語って19世紀末までなかったそうですよ。アインシュタインの相対性理論が契機らしい、って何かで読んだ。でも記憶が意識されている以上、脳の中はいつもタイムマシン状態なわけだから「これタイムマシンものじゃない?」って今からなら思える物語はたくさんありそうですよね。神話とか。でも空間というか場所の移動、というのはかなり特殊な事態なのか、よく考えれば。一番そういう世界をたやすくこなしてるのは夢ですかね。昨晩、NHK Eテレで『夢判断』のことやってたけど立木康介さんの説明も面白かった。伊集院さんが指摘してたけどこんなこと自分でやってしまうフロイトやっぱり変だろう、と思いながら楽しくみた。しかし、なぜこの番組は岩波版の『夢解釈』ではなく古い訳を使ったかな。いろんな事情があるのかな。昨日はエイプリルフールだったけど「なにか嘘ついた?」という会話しかそれらしいことはしなかった。楽しい嘘ならつきたいもんだ。今日はどんな感じになるかな。良い一日になりますように。

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お菓子 読書

京都土産、朴沙羅『記憶を語る,歴史を書く』

今朝のお菓子は迷った。京都のお土産たちを眺めに眺め結局ひっくり返して賞味期限を確認して一番早いものからにした。お日持ちするのを買ってきてくれたけど多分どれもすぐになくなっちゃう。どれも美味しそう。今朝、選ばれましたのは若菜屋「京銘菓 焼き栗きんとん」。すごく素朴に栗の形になっててかわいい。小さいしかわいい。かわいいって二回書いちゃった。そして、うん、美味しい。結構甘いからこの小ささがとってもいい。ほうじ茶と一緒に。このほうじ茶、棚の奥で忘れられていたいい煎茶をフライパンで煎ったもの。あ、煎るっていうかな。いうね。あんな乾いてるようにみえても湯気で水分の存在に気づく不思議。すごくいい香りがする作業です。

今日は首が痛くて持ち上げづらい。ひどい頭痛は頚椎ヘルニアのせいかも。というか、前にそういうふうにいわれた。

私のオフィスは新宿が近いので「今新宿なんだけど」って急に声をかけられることがある。時間があえばちょこっと会ったりする。ごはんする時間がなくてもちょこっとお茶しておしゃべりしてバイバイするだけでほっこりする。ほっこりほうじ茶タイムを過ごしたら思い出した。

朴沙羅『記憶を語る,歴史を書く』(有斐閣 )を久しぶりに手にとった。noteでの記事は読んでいたのだけど、社会学の専門的な本でもあるから取り組めなかったのよね。でも最近、主にナチとか戦争が関わる歴史や歴史修正主義に関する本を再読していたせいか今回はじっくり読めている。何かが生じるにはいろんな条件が必要なはずなのにそれを吟味する前にパッと攻撃対象を作ったりするのも既に何か前提があるからだよね、ということを言ってるんだよね、と思いながら読んでいるのだけど違ったりして。私自身が思っていることを投影していませんように。読めていますように。まあ、ゆっくり。

ほっこりとかゆっくりとか言ってるときほどそんな場合ではないわけだけどどう焦ったら成果が出るのかもわからないし作業しつつたまにほっこりゆっくりしながらやりますわ。小さいお菓子をいただくほっこりも隙間時間の読書も時間的にはたいしたロスじゃないし、常にチャージされてた方ががんばれるかもしれないじゃん。ということでexcuseはもう結構、と自分で自分にいって始めましょうか。

東京は昨日桜が一気に咲きましたよー。暑いくらいの一日でしたから。朝と夜で駅前の景色が変わっていて驚きました。皆さんもどうぞ良い一日をお過ごしください。

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お菓子 読書

街のお菓子、千葉雅也『現代思想入門』

今朝もまたまたパティスリートリヨンフさん。小川町マドレーヌ。町名のついているお菓子が好きです。たとえばヴォアラの「世田谷讃菓」とかだと太子堂の風景として「芙美子のかけおり坂」、豪徳寺だと「福まねこ」とか。心象風景をお菓子に、ということなので「これはどうしてこの味かしら」と想像しながらいただくのが楽しいです。なんでも「か」は「菓」に変えてしまうところとかも好きです。小川町マドレーヌはどうして小川町?というかどうしてマドレーヌ?これは多分ごくシンプル。パッケージに「和紙のふるさと」とあるからマドレーヌ自体に街らしさがというより街のお菓子屋さんならではの定番お土産なのでしょうね。「小川町って和紙のふるさとなんだー」「そう、わしのふるさと」「・・・」みたいな会話をもたらすのでしょう。「あ、わしって私ね」「(わかってるよ。だから・・・なんだよ)」みたいな会話も聞こえてきますね。あ、くだらない。

千葉雅也さんの『現代思想入門』読みましたか?私の周りは多分「フーコー」で挫折してると思うのです。デリダ、ドゥルーズとものすごく軽やかに話されているわけだけど「フーコー」は内容からしてちょっと雰囲気が変わるからなんにも考えずに「ただ読む」という方法をしない人は立ち止まってしまうと思う。なまじ有名だし。でも本は立ち止まらないことが大事。全部平面として読むことが大事。小さい頃って多分それができていたと思うよ、みんな。絵本の読み聞かせしてるといちいち反応はあるけど立ったまま膝に乗ってきたり指くわえてぼんやりしたりしながらもわりとじっと本を見て聞いているでしょ。反応は自分の中の情報と照合できる部分とかびっくりしたりするところであるわけだけどある意味作者の意図通りなわけでそこはそこ。進むことが大事。千葉雅也さんはこの本の付録にこういう読み方についてもっと上手にユーモラスに書いてくれています。「細かいところは飛ばす。一冊を最後まで通読しなくてもいい。」など。えー、最初に言ってくれよ、と思う人もいるでしょう。でもこういうのは壁にあたってから「え、そうだったの?」となる方が学びになるのでさすがは千葉先生なのです。方法論について常に考えておられるのはnoteを購読しているとわかる。それもすごく勉強になる。この本もベースになっているのは立命館大学での授業だそう。いいねえ、こんな先生に教わることができて、と思うけどだったらこの本を読め、ということですね。高校二年生のときのお父さんとのちょっとしたエピソードも印象的。進路を考え始める時期に誰かがいてくれるって本当に大事。言葉に従うためではなく何かを言われたら反抗したくなったりなるほどそうかと思ったり考えるためのきっかけができるから。そういう相手がいろんな事情でもてなかった人たちとお会いすることが多いのでこういうエピソードにもじんときてしまうのかもしれません。そうそう千葉さんの『エレクトリック』のフランス語訳も出版予定だそう。高2の達也くんのお話。フランス人にどう読まれるのか、千葉さんご自身がフランス語堪能だからご紹介してくれることでしょう。楽しみです。

どうぞ今日がよい一日でありますように。

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お菓子 散歩 読書

思い出など

今日も小川町のトリヨンフさんの焼き菓子と紅茶。神保町の隣の神田小川町ではなくて埼玉県比企郡小川町。東武東上線の。懐かしいなあ。東上線沿いに住んでいたことがあるから駅名はすごく馴染みがある。森林公園も遊びにいったなあ。ジャングルジムで遊んでたら男の子と間違えられた。当時の彼氏と一緒だったのだけどベリーショートだったから?いつもTシャツにジーパンだったから?今もたいていそうだけど。きっとそういうイメージなんだろうね。18でジャングルジム登るのが子供っぽいというのもあるか。でも公園行ったら遊ぶでしょ。今も小さい子たちと登ることがあるけど子どもの危険防止で登っているはずなのだけど私の方がバランスとか危うくて全然ダメですね。鍛えねば。最近ようやくストレッチポールに乗る習慣はついた。脛ゴリゴリするとまだすごく痛いけどトレーナーの先生のところでやったときより痛くない気がする。というかやり方が間違っているのかも?先生、ものすごく的確だったから。怪我しやすい人は身体が感覚掴めるまでプロにきちんと教わった方がいいと思う。自己流で怪我してたら二度手間というかとっても残念な気持ちになるし。整形外科とか行かねばになるといつも混んでるし病院通いは時間がかかるから本当にやってられないでしょ。私は日曜診療のところも使ってるけど、助かるけど・・・。この歳になると友達との病気関連情報網が発達してるから「ここは混むけど順番になると連絡くれるし先生がこういう感じでいい」とか「ここでこんなになってあれは失敗だった」とか教えてもらえるのがいい。この前、友人の病院選び失敗談を聞いてて、その人が医療系の友人にその病院のことを話したら「いい先生はそんなにべらべらしゃべらない」って言われた、と聞いた。至言と思った。必要なことだけをやるっていうのが技術でしょ、医療系も支援者も。余計なことはしない。友達じゃないんだから。友達だったら色々してほしいことをしてあげたいのはわかるよ。小さい子供がいる家庭なんて本当大変だし。予防接種行ったり、熱出したり、怪我したり、なんだかんだ、と自分のメンテナンスする時間も持てないでしょう。だからできることはしたい。私は小さい子がいる友達と遊ぶときはハーブティーとか持ってくことがある。自分が一緒に試してみたいのもあるし、前もってリサーチする場合もあるかな。ハーブって好き嫌いあるものね。彼らと森林公園に行くのもいいな。小さい子はとにかくいっぱい動きたいから見える範囲が広いところで(狭いとこっちもあれこれ注意払わなくちゃで疲れてしまうものね)遊ばせてあげたい。でも最近体力ないからあんまり遠くに行かないで・・・。森林公園は今はチューリップがたくさん咲いてみるみたい。昨年はチューリップで有名な公園に行ったつもりがもう終わっててありゃーってなった。でもいいところだったから野生の花々とか鴨とか見ながらお散歩して楽しかった。なんかまだ寒くて嫌になってしまうけどいろんな種類の桜が咲き始めてて沈丁花やコブシがとってもきれいなまま終わり始めてる。昨晩も真っ白なこぶしが朽ちていく手前の大きな花で闇を照らすみたいに咲いててすごくきれいだった。三浦哲哉さんの『自炊者になるための26週』(朝日出版社)の終盤「索引と徴候」という章で中井久夫の『徴候・記憶・外傷』からの文章が引用されている。この本は私もよく引用させていただいている。そこで中井久夫が書いた花のにおいのところが引用されているのだけど本当に見事な描写だと思うし、その後の三浦さんの思考の展開もすごい。「懐かしいにおいのお茶があれば、それを淹れてください。飲みつつ、つづきを読んでください。」のあとの文章。懐かしいにおいのお茶、なにかな。オレンジティーかな。バイト先で最初に飲んだときはびっくりした。紅茶なのにオレンジ?今ほどフレーバーティーのない時代だもの。でもすっごく美味しかった。あれはジャム使ってたのかな。タバコ臭くて意地悪なお客さんが多くてすごく近寄り難い喫茶店だったのだけど(だからバイトがバレないと思って友達に紹介してもらった)賄いのパスタもアイスココアも全部美味しかった。厨房の大人たちは怒鳴るし最初は怖かったけど(あまり覚えてないけど多分怖かった)「メニューにないものも作ってくれるよ、これが美味しいよ」と先輩が色々教えてくれたから恐々いってみると先輩のいう通り美味しいのが出てきてニッコリしたり。そのおっさんもそのうち怒鳴らなくなった。最初から怒鳴らないでよ。先輩はメルローズに就職した。あるとき道を歩いてたら田舎道ではあまり見かけないかっこいい車がピタッと横に止まった。声をかけられて「だれ!?」って一瞬ビビったけど先輩だった。モデル体型の人ではあったけどすごくおしゃれで最初誰だかわからなかった。エプロン姿しか馴染みがなかったから。あの人が私にとって「かっこいい」の元祖かも。元祖って今もいうよね?中性的で言葉少なくて優しかった。不良時代を支えてくれた皆々様との思い出が食べ物を通じて蘇るよ。感謝感謝。こんな歳になるまでどうにかこうにか生き延びております。みんなも元気でいてほしい。あ、千葉雅也『現代思想入門』のことを考えていたのに全然書いていない!なぜだ。お菓子を先に食べたからか。まあ、今日は時間切れ。あの本はとてもいいけどかなり難しいよね、ということを考えていたのさ。どうぞ良い一日をお過ごしください。

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お菓子 読書

三浦哲哉『自炊者になるための26週』

今朝は埼玉県小川町のパティスリートリヨンフさんのフルーツケーキ。ここの焼き菓子をいくつかお土産でもらったのでまたしばらく朝お菓子が充実。いちごもあるし。フルーツケーキって昔はあまり好きじゃなかった。多分生地にも少しお酒が入っているのが多かったんじゃないかな。あとドライフルーツが苦手だった。歯にくっつく感じが嫌だったんだと思う。レーズンは昔から好きだけど。甘さも好きな甘さではなかったんだろうなあ。実際、いろんなお菓子は当時よりずっと癖が抜けて誰にでも美味しくなっているのかもしれない。今となっては当時のをそのままの味で食べたいけどね。きっと美味しく感じると思うの。たとえ「ん?」となってもそれが美味しいってなりそうでもある。

三浦哲哉さんの『自炊者になるための26週』(朝日出版社)という本がとても良くて何度もパラパラしちゃう。『LAフード・ダイアリー』も一緒にパラパラしてなんだかジーンときてしまった。三浦哲哉さんの語り口が好きで映画の本も持っているけど私が映画に詳しくないからこんなワクワク感では読めなかった。でもこの2冊は本当に生活の色々が詰まっててこんな料理本これまであったのかしら!と驚く。三浦哲哉さんはお料理も上手だけど対談もすごくいいですよ。対談は映画のことをよく知らなくてもすごく面白い。すごく前のことだけど千葉雅也さんとの対談からファンになった。味もお話も引き出すのが自然で上手。生活する人、交流する人、考える人の自然に鍛えられた末の自然体、かっこいい。自炊本、1980円で買えるんだけどこの質でこの値段はものすごくお得ですよ。これは子育ても含め、三浦さんの育ちとか生活とかに即した本なのだけど引用されている文献もいいし、料理ってレシピではないんだよな、こういう行為で、こういう思考をもたらすものなんだよな、と何度もお鍋の中確認するみたいに舞い戻って読んじゃう。『LAフード・ダイアリー』もぜひ一緒に読んでほしい。生活って面白いな、ってなると思う。今日も美味しいものと出会えますように。良い1日をお過ごしください。

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お菓子 未分類

2月27日(火)朝

今年は梅の木に遊ぶメジロをたくさん見ている。ちっちゃくすばしっこくすぐに幹に隠れてしまう。何枚も何枚も写真を撮るけどはっきりメジロだとわかる程度に写ってくれることはほとんどない。私は残念だけどメジロは元気。良いことだ。スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ、シジュウカラ、私がぐったりしている間にみんな少し遠くへいってしまったみたい。しまった、また眠ってしまった。ずーんとだるいが色々やらねば。今日は秩父土産、阿左美冷蔵のとろっとろの水羊羹。お腹痛いけど黒みつが美味しくて少し食べてしまった。かき氷で有名なお店だそうなので夏に行ってみたい。

昨日聞いたポッドキャスト。私の興味あるところ。

Episode 153 : Female Sexuality in India Today: Through an Analytic Lens with Amrita Narayanan, PsyD (Goa, India) FEBRUARY 25, 2024

この人のこの本も欲しいけどKindleでもすごく高い。

Women’s Sexuality and Modern India In A Rapture of Distress” by Amrita Narayanan

富永京子さんのポッドキャストも聞いた。なんて表現したらいいのかわからないのだけどとても良いのですよ。おすすめです。

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お菓子

パックマンとか。

寒いから起きてすぐに準備をした。暖房の種類も色々で我が家も広い場所はエアコン、洗面所はカーボンヒーターなど使い分けている。田舎の一軒家(実家)に住んでいた頃は家が広い分、いろんなところが寒すぎた。でも多分子どもだったから寒い寒いって騒ぐのもワンセットでこんなに動きたくないとはならなかったのかも。朝ごはんのときとかは母が前もって暖めておいてくれたし。

毎冬、春と長期休みは朝日新聞社主催のスキー教室にいっていた。小学生低学年から参加していて1班で大会に出るようなお姉さんたちが眩しかった。万座温泉スキー場。大好きなスキー場になった。私もすごい怖いコースにでる3班くらいになるまでは行っていたと思う。ほかの学校のいろんな年齢の人たちと仲良くなったというかバカなことをたくさんした。お互いの部屋から聞こえてくる声からふざけあいが始まっていつのまにか蹴り合いになって壁に穴が空いたときはビビった。大きくなって「こんな薄い壁じゃ穴もあくわな」と思ったがその前に蹴るなよという話である。若かったというか幼かった。夜のビンゴ大会だったか、クイズ大会だったかで上位に入り原辰徳のサインボールをもらった。当時ファンだったので嬉しかった。小さな売店の横にあったパックマンにも相当お金を使った。初期のパックマン。はまったなあ。相当お金を使ったが今の子供たちの話を聞いているとまあかわいいもんだった、と思いたい。実際どうだったんだろう。もともとそんなにお小遣いもたされていないだろうからやりくりしたのだろうと思いたい。子供の頃の自分も信用ならない。今もそこそこ心配だが当時よりはだいぶまし、だと思いたい。

今朝は朝からクレープ。毎日おなか痛くなりませんようにと願うなら食べなければいいのだがそうもいかないのが私たち、と思いたい。パックパックパックマン。

主に欲望のお話でした。今日もがんばりましょう。

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お菓子

「よかった」

寒くて起きてしまうような場所で寝たり起きたりしてしまった。失敗。じんわりきく暖房を消して急速に温まる暖房をつけた。しかしジンジャーブレッドティーを飲んだらあっという間に暑いくらい。これが一番きくが短時間しか持たない。昨日セミナーが開かれるいつもの6階へエレベーターで上ってドアが開いたらなんとシャッターが。ガーン。なんだこの締め出し感は。行き場がないから下へ戻った。なぜかビルの自動ドアは閉まらない設定になっておりエレベーター前も黄色い落ち葉でいっぱい。先日世田谷ボロ市のときも世田谷通り沿いの店の店内が公園のように黄色い落ち葉がふわふわ積もっておりびっくりした。でもそこはお店の人もいた。わざとってことはないだろうけどなぜ。わざと?だとしたらなぜ?アート?きれいではあった。誰か来ないかな、と再びしまったエレベーターのドアのそば、できるだけドアの外から離れて隅っこで人を待つ。昨日は私もそんなに早く行かなかったしもっと早くくる人もいるのにこの日はみんなゆっくりだったみたい。誰も来ないよー、と思って寒さに耐えかねてさっきまでいたヴェローチェへ、と思ったが開始時間までそんなに時間があるわけでもなかったからファミマへ。ホットコーヒーレギュラーで。ポン(紙コップを置く音。軽い。)どうもありがとさんです。うん?コーヒーが出てこない。またセットの仕方が悪いのか?この前セブンでカップ傾いたままスイッチ押しちゃったらもうカバーがあかなくてあーどうしよーこれカバーとカップがすこしかぶっちゃってるよ出すとき倒れちゃうよ店員さーん、と心で呼びながらまずはコーヒーが無事に注がれてくれるのを見守る。よし無事。注意深くカバーを開ける。よっしゃ。あーよかった。隣の人、こいつやばい、って感じだったのかもしれないけどそんなこと気にしない。無事でなにより。ファミマのコーヒーもじっと見ていたら出てきた。豆を丁寧にひいてくれてたのか、機械さんが。私が待てない人なだけか?でも寒かったからむしろ長居はしたかったし、実際このご家族はここで寒さ避難をしているよね、という三人家族がすぐ後ろで年賀状を見ながら楽しそうにしていた。そうだ年賀状買わねば。ファミマで買えばよかった。10枚入りの細長いメルティキッスは買ったのに。コンビニやばい。おなかいっぱいだったのに冬季限定の文字に全て惹かれ迷いに迷って箱が小さいことで罪悪感だけは減らし購入。ストロベリーマーブルメルティキッスかわいい。結構甘かったけど昨夜はセミナー続きで夜遅くなったから合間合間にいただいた。小さくて白とピンクのマーブルでかわいかったし美味しかった。そうそう今回も無事に入ったコーヒーカップで手を温めつつセミナールームのあるビルへ戻った。別の参加者が三人。よかったー。鍵空いてないね、誰が持ってるんだろう、ここでできない場合どうするんだろう、スタバ?それにしても寒いねー。そこの自動ドア閉まらないの。あ、ほんとだ。など話しているうちに鍵到着。無事解錠。無事開催。よかった。毎日小さいよかったがいっぱい。やばい、しまった、やっちまった、も多いけどどれもこれもとりあえず解決すればよかったになるから結果的によかったが一番多くなる仕組み。また寒くなってきちゃったけど朝のお菓子タイムはほくほくだったからいいや。今朝は秩父のお土産、「玉木屋詰め合わせ」から「かえでモン」。小さいお皿に半分乗せてフォークを入れたらポロポロポロ。おお、もう一回り大きいお皿の方が安全だったか。でもこぼれなくてよかった。メープルの味が美味しい。マーガリンの味も美味しいということでよかったよかった。色々難題も多いし勉強も難しいが無事に月曜日ですね。嬉しくないか。でもとりあえずがんばろ。とりあえず、とりあえず、と一歩一歩。気づいたら結構進んでるかもよ。と希望を持ちつつね。私はまずはセミナーのフィードバックのメールを送ろう。はあ。何かやろうとするとすぐに元気がなくなるのはなぜ。セミナーはすごくよかったのだからがんばって書きなさい。がんばらなくても書けるでしょ、そのくらい。はい。やります。自分の中に怖すぎない尻叩きフレンズを住まわせてなんとかやりましょう。寒い寒い。お大事に。

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お菓子 読書

12月1日朝

ちょうどいい温度のお茶と聖護院かぶらのお漬物。まんまるでまっしろ。そういえば昨日の月もきれいだった。雲に包まれていてもそこに月があるんだなとわかる見事な明るさだった。悪者に呑み込まれちゃった主人公が復活するときに黒い内側からブワッって光が溢れる描写があるけどそれみたいだった。聖護院かぶらは真っ暗な土の中でよくもこう真っ白に育ったものよ。京野菜は今ではすっかり馴染みのものも多いけどきっとまだ知らないものもあるのだと思う。少し甘めのお漬物で食べすぎちゃいそう。後柿とみかんを少しずつと勝沼のお土産の最後の一つ「しっとりぶどうチーズケーキ」。作っているのは長野の「れんがはうす」というところらしい。パティシエマークがかわいい。これも美味しい。最近の焼き菓子はしっとりが上手。私は泉屋のクッキーみたいなパサっとした硬いお菓子も大好きだけど最近は歯も欠けやすいから柔らかいお菓子の方が安心するようになってしまった。歯医者さんは私の歯が欠けるたびに「噛む力が強いから」と笑うのだけど硬いものを食べるために歯ってあるんじゃないっすか、先生、と思うけど口開かれてると無力。日曜日にやっててくれるし  「キャプテン翼」でサッカーやっていそうな容姿でとても親切な先生なのだけどムー。最初、岬くんみたいって思ったのだけど岬くんを調べたら私の思っていたのと違った。どちらかというと翼くんだった。「キャプテン翼」は生まれてはじめて自分で買いにいった漫画。岡山県津山市の商店街の本屋で。私も休み時間はいつもサッカーやるような「ボールは友達」に「そうだよね!」と思える子供だったしうまかったし、サッカー。結局親にねだってはじめて買ってもらったのはバスケットボールで部活もバスケ部に入ったけど。それでもボールは友達だから毎日学校に持っていっていたらなぜか持ってくるなと注意されて教室で使うわけでもないのになんで、と無視して持っていってた。おさがりのエナメルの紫の大きなショルダーバッグと。ミッキーの。ランドセルもいいランドセルで気に入ってたけど先生に注意されてもそういうことがしたかったのね、当時の私は。今は毎日でっかいリュックで移動してるし運動なんて全くしない大人になったのに。ミッキーのことはよく知らなかったけどエナメルのムラサキというところが素敵だったんだ、多分。こうやってプチヤンキーってできていくのね。高校生になって本格ヤンキーの友人がエナメルのムラサキのバッグ持ってて似合っていた。私もその年齢まで待つべきだったな。当時私はすごく背も小さかったし引きずるように持っていたような気がするもの。彼女は背も高くて明るい茶色のながーい髪も似合ってた。バイト先では嫌味と悪口しか言わないお客さんに文句を言わせない迫力があったしアイスクリームを盛るのも上手だった。私は下手すぎてついにはやらなくていいといわれた。私なりにがんばったのだけど私なりはどこまでいっても私なり、と当時学んだ。不器用な人は器用な人に助けてもらえばいいのだ。みんな元気ならいいな。まだ10代だった私たち。

10代といえば最近読んだ本で一番良かったのは

アリとダンテ、宇宙の秘密を発見する』(小学館)
著/ベンジャミン・アリーレ・サエンス 訳/川副智子

シンプルな言葉が響くのはこの年代ならでは。「ボールは友達」だって子供の言葉だからいいわけでしょう、大人が書いたものだとしても。この本で「会えてよかった」に傍点がつくわけも。冒頭の二行は思春期の患者からも大人の患者からもよく聞く言葉。そのあとの母子の会話に胸が小さく何度もギュッとなる。この感覚も10代のものだ。星を見上げたりしながらぜひ。でもまだ朝が始まったばかり。今日もなんとか過ごしましょうね。外は寒そう!暖かくして出かけましょう。

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お菓子 音楽

11月30日朝

うっすら明るくなってきた。うっすらでウルスラを思い出した。魔女の宅急便。今朝熱いお茶とあんぽ柿といづみやさんの「すかのわ」。いずみやさんのウェブサイトには

「横須賀の船をモチーフに「うきわ」の形をした焼きドーナツ。
メープルきなこの贅沢な味わいが口いっぱいに広がります。」

とのこと。ほんまや。美味しい。うきわ真っ二つにしてしまったけど。そもそも沈まないで。

今、ジャズピアニストのエメット・コーエンが来日している。行きたかったなあ。これもおなじみ柳樂光隆さんのインタビューとそこにある音源をぜひ。今年一番好きになったピアニスト。アルバム『Future Stride』は何度も聴いた。今も聴いている。周りに音楽を楽しむ人がたくさんいるライブハウスに来たみたいな気持ちになれる。実際のそれを体験したかった。ピアノを作った人は本当にすごいと思う。それではピアノの歴史をみてみましょう、ということでウィキペディアをみてみる。ふむふむ。すごく詳しいので途中まで。誰か弾いてるときのグランドピアノってウキウキする。叩いて鳴らす音楽。このPCのキーボードも一音ずつ音が違ったら今の私はどんな音楽を奏でているのかな。素敵な文章だと素敵な音楽になったりするのかな、やっぱり。

それにしても眠い。帰ってくるのが遅いというのもあるけど帰宅後は何もできないままきちんとした格好で眠りもせず朝が来てしまう。そりゃ眠いさ。寝てはいるんだけど。

この前、4歳児とzoomで話した。「あみさん、スヌーピー好き?」というから「好き好き」と答えつつ何かなと思ったらその子のセーターがサングラスをかけたスヌーピーだった。まあ、かわいい。褒めると恥ずかしそうに満足そうに画面の外へ行ってしまった。しばらくしてまたその子が「あみさん、ネイルしてる」と。へ?ちょっと映った指がそんなふうに見えたのかな。おしゃれ爪に見えた?ありがとう。全然しないのだけどたまにはしましょうかね。今の子は「ネイル」っていうのね。かわいい。今日もチビさんたちとのお仕事がありますね。お互いがんばりましょ。

それにしても眠いのよ。エメット・コーエンの音楽のせい?心地よいの。寝てしまう前に出かけましょう。みなさんもどうぞお元気で。

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お菓子

勝沼のお土産とか。

勝沼ぶどう郷のお土産が色々。もちろんワインも♪下北沢に日本のワイン専門の美味しいお店があるんだけどそこでみたことがある。ビンもきれい。身延の方へ泊まり込みボランティアに行っていた頃勝沼によく立ち寄った。子どもたちとぶどう狩りにも行った。小さいワイナリーもたくさんあってフルーツ公園からは夜景がきれいで、といろんな思い出がある。少し前にフルーツサンド屋さんに行ったら当時よく行っていたワイナリーのワインがあってびっくり。あまり見かけたことなかったのだけど。あら、今ウェブサイト見たら大きくなってる?あの店と同じ?すごく小さい店で、小さい駐車場に赤ちゃん猫がいてかわいくてかわいくて一緒に行った友達カップルはそのおかげで仲直りしていたよね。もうすっかり有名ワイナリーになったのかもね。それはそれでなにより。彼らもそれぞれ別の相手と。あれ?一人は今でも仲いいから知ってるんだけど。当時学校に行かないで山梨の廃校に集っていたみんなももう大人。実はあまり年齢変わらなかったんだよね。みんなみんな元気ならいいな。今は「ぶどうのつぶやき」というレーズンをミルク(?)でコーティングしたちっちゃい粒々のお菓子を熱い紅茶といただいています。これはワインに合うようになのね。紅茶とでも止まらない・・・。どうしましょう。昨日は友人に奈良の柿ももらった。すごくきれいですごく美味しかった。この季節は食べ物が美味しいだけが救い。寒くて日に日に動きが鈍ってるもの。でも寒い方が好きという人も多いですよね。なんて羨ましい。昨日も仕事だったけど日曜だから何かしたいな、と映画に行こうと思ったら有楽町とか決まった映画館でしかやっていなくて新宿渋谷以外に行く気力がなかった私はやめてしまったのでした。有楽町の映画館はすごく昔に父に連れられて『モモ』を見て建物が嘘みたいに素敵と思ったけど改装されたね。群馬っ子にはお城の階段みたいに思えたよ。そのせいか有楽町ってどこか特別感があって物理的にというより心の距離が遠いのよね。それを超えるエネルギーがなかった、寒すぎて。新宿渋谷、まして下北沢だったら庭くらいに思ってるんだけど。とかいって最近の下北沢は全然知らないお店ばかりでキョロキョロしてばかりだけど。変わる変わるよ色々変わる。まわるまわるよ時代はまわる。また地球はまわるって歌ってしまった。寒い寒い。それでも太陽が出ているうちに動き出しましょう、というか動かねば。時間どろぼうはこころのうちに住んでるものね。がんばりましょ。

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お菓子 音楽

マドレーヌ、ソフィア・レイなど。

またまずい寝方をしてしまった。顔が潰れているのか腫れているのかわからない変な感じになっている。暖房はつけっぱなしだったからあったかいのはいいけど。さてあったかい紅茶と横須賀土産のマドレーヌ。昨日はよこすか海軍カレーマドレーヌを食べた。今日は普通のだけどでっかい。半分ずっこ。っていう?半分ずつと半分こが混ざってるのかしらね。

今来日しているホルヘ・ローダーとソフィア・レイのアルバムからSofia Rei & Jorge Roeder “Callejon de un solo caño“From “Coplas Escondidas”. ソフィア・レイも楽器みたい。ひとりでいろんな音が出せてしまう。素敵な声。

しまった、関連でジョン・ゾーン(JOHN ZORN)のことを調べ始めてしまった。『The Book Beri’ah, Vol. 1 – Keter』は Sofía Rei & JC Maillard。うむ。30分も経ってる。ジュリアン・ラージが参加しているジョン・ゾーンのアルバムは、と調べていたら「哲学者ジル・ドゥルーズの著作と思想に触発されたアルバム「Multiplicities: A Repository of Non-Existent Objects」の第2弾」というのがディスクユニオンのページで出てきた。今はそれを聞いている。Multiplicities II: A Repository of Non-existent Objects

あーだめだ。これ仕事行けないよ。あとで柳樂光隆が何か書いていないか探そう。彼の記事は私みたいな初心者にも本当にいい。

今日は移動も多いし大変だな。ちょっとした時間に翻訳しないと。昨日は朝少し進んだけどその後は全然進まなかった。11月中にやらないと。お待たせしてしまっている。

しかし、ソフィア・レイの明るさと深さの両方がある声は素敵ね。いつのまにか『The Book Beri’ah, Vol. 1 – Keter』は Sofía Rei & JC Maillardに戻っていた。

今日は今日も今日こそなんかいいことあるといいね。いい音はそこら中にあるね。いい景色も。今日はまた冬らしい気温に戻るのかな。本当に寒くなるのはこれからだけど。こわいこわい。暖かくしてお過ごしくださいね。

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お菓子 俳句

眠い、あたたかい、ありがたい。

毎日毎日あったかいお布団で寝ないとダメだよ身体痛くなる、とおよげたいやきくんの替え歌として歌う、脳内で。ウトウトして起きるたびに腕が痺れてるからまた麻痺になったらまずいなと思うのだけど寒くなるなりよりだめになる。

薄目あけ人嫌ひなり炬燵猫 松本たかし

ああ、炬燵でひとりぬくぬくしたい、が我が家に炬燵はない。なくてよかった。仕事に行けない。

そういえばオンラインでやってる小さな句会で俳句を打ちこんでいる間に寝落ちして一句しか投句しなかったうえに選句するのを忘れるという失態をまたさらしてしまった。毎日毎日なにかの理由で謝る事態が発生している。全て自分が発生源。ごめんなさい。でもみなさんいつも通り優しくてあたたかくて素敵な選評までいただいてとてもハッピーでした。人に恵まれてるのにいつまでもだめなオレはどうしたらよかんべ。今月も俳句の雑誌に句友たちの句がいっぱいのってるんだ。発売されたら買いに行かねば!選評も面白いの。そんな観点があるのか!と目を見開いてばかり。手動かさんとね、わたしも。

今朝はアーモンドとチョコのマフィン。あったかい。美味しい。あっついコーヒーとね。昨年からカフェインとりすぎたみたいで調子悪くしたから気をつけながらね。日々、気をつけねば、ということが多すぎるからこの優先順位は低そうだけど。しかし持つべきは友。ありがたいことだ。ありがとうございます。今日もよろしく。みんなも元気で。

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お菓子 音楽

1987年、高尾のお菓子、Jazz

月曜日になってしまった。どうしましょう・・・。雨が降っているのね。寒くはないけど首にストールを巻きましょう。昨晩、阪神の応援で騒いだわけでもないから喉が痛いとかではないけど肌が出ているところはなんかひんやりする。今日も明日も日中は暑いくらいらしいけど8日(水)は立冬。きっと急に冬を感じる瞬間が訪れる。毎年そうですから。昨日の阪神は強かったですね。今年はずっと強かったわけだけど日本シリーズでも勝つとは。私は岡田、掛布、真弓時代の阪神を知っているので岡田監督が前の優勝の時は27歳だったというのを聞いて時の流れをしみじみ感じたのでした。当時は毎年巨人ー阪神戦、いわゆる「伝統の一戦」というものを後楽園球場に見にきていた。今wikipediaで「後楽園球場」を見たところ

「最後のパ・リーグ公式戦は1987年10月13日の日本ハム-近鉄戦で、近鉄先発の吉井理人がプロ初完投勝利を挙げている。最後のナイター開催試合は10月17日の巨人-ヤクルト戦で、巨人のサヨナラ勝ち。最後のセ・リーグ公式戦は10月18日の巨人-広島戦で、巨人の吉村禎章が4ボール2ストライク(4ボール目の見落とし)から本塁打を打っている。最後のNPB主催試合は10月30日の日本シリーズの巨人-西武第5戦で、最後の投手は西武の工藤公康、最後の打者は篠塚利夫だった(結果は三振だった)。」

馴染みの名前ばかり。前回の阪神優勝は1985年。私が最も野球をよく知っていた時代かもしれない。野茂がドジャースに入団するのはその10年後。いまだに野茂は偉かったよね、という話をする。

そういえば昨日はまた同世代で BUCK-TICKの櫻井敦司を偲んでしまった。BUCK-TICKのデビューは1987年。後楽園球場閉鎖と同じ年。1987年のwikipediaには

「5月25日 – 森高千里が「NEW SEASON」で歌手デビュー。9月12日 – マイケル・ジャクソンが後楽園球場で来日コンサート。9月20日 – おニャン子クラブが解散。12月24日BOØWY、渋谷公会堂にて解散宣言。」

はあるのにBUCK-TICKデビューはない。なぜだ。それにしても「そうか、これはこの年だったか」と思う出来事ばかり。38年。うーん。

ストールしてコーヒー飲んでたら暑くなったので巻き巻きをぐるぐる外したら今度は寒い。なんなんだ。今朝のお菓子は高尾のお土産。めじろ台に店舗があるパティスリーメゾンの高尾ラスクとマドレーヌ。ラスクはカステラを焼き上げてるんですって。今朝は黒蜜味をいただきました。マドレーヌも蜂蜜使ってて美味しい。蜂蜜大好き。

昨晩からグレッチェン・パーラトを聴いている。音楽の記録はTwitterとnoteにしていこうかな。なんとなくすでにそうなってる。時間があるときにメモ的に。グレッチェンは少し前に聞いてその優しい歌声にすっかり虜になってしまったのです。グレッチェンと一緒にやっていたベッカ・スティーヴンスもいい。

“’Cause there’s only now,
change all your thoughts from loneliness to solitude,
sacred,
the space that you’ve found.”

Becca Stevens BandのWeightlessに収録されている Weightlessという曲の歌詞なんだけどウィニコットみたい、と思いながらウィニコットはsolitudeという言葉を使ったかどうか、と考えていた。isolationを使ってはいるけど。

もうこんな時間か。辛いな。辛くてもお菓子は美味しく感じるんだからいいことですよね。みんなにも「あーこんな状態なのに空はきれい」とか「もう秋が終わっちゃうけど今年も紅葉みられた」とかほんのり良い感じのことがありますように。

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お菓子 舞台

お茶、ケムリ研究室『眠くなっちゃった』

ベッドで雨音を聞いていた。結構しっかり降っている感じ。今日もルピシアの「知覧 ゆたかみどり」。おいしいおいしい言っていたらいただきました。本当においしい。少し低めの75度から80度くらいのお湯でいれるのがおいしいのにぼんやりしていて熱いお湯をいれてしまった。でもおいしい。今朝はまだなくなっていないお土産お菓子にちんすこうとかパンセとかまだどこのかチェックしていないお煎餅とかも追加されたから選び放題。でも今日はあんまりおなかが元気ないらしく「どれにしようかなあ」と眺めただけでお茶だけいれた。おなかが積極的に痛みを訴えてくるわけでもない日は自分の行動で自分の状態を測る感じ。小さい頃から胃腸が弱いわりにお付き合いが下手でおなかに申し訳ない。欲望がね・・・。ポットのお湯を足しながらこの前まで毎日煮出して冷やしておいた麦茶のパックが目に入った。冷蔵庫の麦茶が減らない日が増えていってこの前「もういっか」となったのだ。今日はグループもセミナーもあるけどいつもよりのんびりできる。とりあえず作っておこうかな、と1000mlまで目盛が入っている小さい方の片手鍋に上限ギリギリまでお湯を入れる。本当は1200mlまで目盛が入っている鍋の方が余裕があっていいのだが今ここにある方を使っちゃう。IHなのでタイマーをかける。7分でお湯が沸く。わりとすぐに小さな泡が鍋の底につきはじめる。この鍋でこのまま「6」の熱でいくと7分より少し前に吹きこぼれる。なんとなく見続ける。泡がどんどん増えていく。これが大きな泡になって一瞬でふきこぼれる様子を思い浮かべながら小さな泡が水面を白く濁ったように埋めていく頃に「5」にした。7分はこっちの鍋用設定ではないのだから最初から5分とかにしておけばいいだけなのだが時間に余裕があると動きが鈍くなるのでぼんやりキッチンに立って観察。小さな粒が現れて最初は控えめなのにどんどん数を増やしていく。音も変わる。校庭にひとり、ふたりと出てくる子どもたちがいつの間にか校庭を埋め尽くしていくとか、朝の光をいっぱいに受けて遠くまで見渡せる表参道が用事を済ませて出てきたら遠くまで人でいっぱいだったとかそういうのを思い出す。ふきこぼれるほどに人が溢れてしまいませんように、とやはりガザを思う。

昨晩はケラリーノ・サンドロヴィッチと緒川たまきのユニット「ケムリ研究室」のno.3「眠くなっちゃった」をみた。場所は三軒茶屋の世田谷パブリックシアター。今回、舞台装置かなにかにトラブルが生じたということで初日があくのが1週間遅れた。私はまた観られないかも、と心配した。ケラさんの舞台だけは絶対に観たいのだがコロナで公演自体がなくなったこともあったし、席数が減ってチケットが取れなかったこともあったし、コロナで私がいく日をいれた数日が公演中止になったこともあった。なので今回も何かあったらどうしよう、と思っていたらあった。心配した。払い戻しになってしまった方々はとても残念だったと思う。こういうのは巡り合わせだなあ。私は今回はラッキーだった。とにかく幕が開いたのはよかった。開いてみたらとんでもなかった。上田大樹さんによるオープニング映像の素晴らしさはいつものことだが今回はあまりの良さに最初から涙が出てしまった。役者の皆さんのほとんどは何度も舞台で見てきている私にとってはお馴染みの猛烈に安心感のある人たちで、振り付けも何もかもが素晴らしくて今思い出しても涙が出てしまう。ストーリーももちろんあるし近未来を描いていたはずが今すでにそんな未来がきてしまった、ということを実感させられるセリフも多かったけどケラさんの舞台は全体としてしか語れない感じ。公演終了の放送が流れても拍手が鳴り止まず、また役者さんたちが出てきてくれて客席はスタンディングオベーション。本当に素晴らしかった。東京は今日の13時でおしまい。是非チェックを。この後の北九州、兵庫、新潟にいくというのもありかも。

今日の雨は舞台の余韻をひきずるのにぴったりかも。東京は雨だけどみんなの住んでいる場所はどうだろう。どうぞ良い一日をお過ごしください。

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お菓子

旅がらすとか波さんとか虫さんとか。

東の空で賑やかにしてる鳥たちのことを考えていたらパスワードをhigashiと打ってしまった。当然ピコピコって跳ねられてしまった。画面のその小さな揺れだけで「このパスワードは違いますよ」って伝えてくるんだから面白い、と思うけど、私たちも首ちょっと降ったり、指ちょっと動かしたりで伝えられるものね。昨日と同じく「微」が大事。

洗濯したりお茶いれたり柿剥いたりお菓子準備しているだけで時間はあっという間に過ぎる。合間合間で余計なことをするからだけど。目に入っちゃうとついね。今朝はこの前高崎に行ったときに買ってきた旅がらす本舗清月堂のシルクスイートポテト。秋らしく温かいお茶ととっても合ってとっても美味しい。私は小さい頃からこの会社の「旅がらす」というサクッとした薄いお菓子が大好き。お煎餅ともクッキーとも呼べない、と思うのは私だけで実はなんなのかしら、あれ。あ、鉱泉せんべいか。これ。言われてみればそうか。自分にとって特別なお菓子ってなにかもっと特別な感じがするのかな。いや、単に語彙に乏しいとか想起の力が乏しいとかってことか。

首にストール巻き巻きしたまま窓開けてバタバタ動いてたら暑くなったからトレーナーも脱いで半袖になった。ミッキーの頭の部分が小さく貼り付けてあるようなちびT。豹柄に塗りつぶされているのだけどこれもこの形だけでミッキーってわかるんだからすごい。これももうさよならしたほうがいいかな。何年着てるんだろう。まだ形はしっかりしてるのだけど生地が薄くなっている気はする。窓から静かに流れこんでくる風が冷たくて上着を羽織った。ついこの間まで風がないー、涼しい風流れこんできてー、と思っていたのに今は窓を少し閉められてしまう。風さんは何も変わっていないのかもしれないのにね。

この前、ベルクソン研究者の平井靖史さんが時間を説明するときに「波さんのほうからしたら」と言っていて俳句みたいと思った。そうだ、さっき「想起」って言葉使ったけどベルクソンは単に「想起」とは言わないということも学んだ。俳句みたいと思ったのは俳句は時々ものからみた描写をするから。月さんからみたら、とか虫さんからしたら、みたいな感じで。お米さんとかもいいかも(今ごはんのいい匂いが広がっている)。たい焼きの歌なんて、というか「およげ!たいやきくん」(漢字に変換されたら変な感じがした)、あれなんてたいやきくん、ケンカしてるしももいろサンゴが手ふったりしてる。でも擬人法はあまり使わないんだよね、俳句は。中途半端に人でいないようにしないと。子どもはすぐ虫とかになりきれてすごい。むこうに虫になりきられるとこっちはその仲間になったり人間のままでいたりしなくちゃいけなかったり臨機応変な対応が求められるが。知らない生物なのに微妙に動き直されたりして戸惑ったり。まぁなんにでもなるよ、ならせてもらえるのなら。色々教えて。子どもたちが今日も元気でいますように。

今日も部屋には光がいっぱい。外はまだ少し肌寒そうだけど東京はいいお天気みたい。週末ですね。がんばりましょう。

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お菓子 音楽

羊羹、お茶、音楽

PC前に突っ伏して寝ていた。よく働きよく遊びよく疲れている。が、翻訳とか書き物とかは全然進んでいない。なぜだ。やっていないからだ。

南側の窓を4分の1開けた。これまでは半分。それ以上は開かない。戸袋がないから。大学生のとき一人暮らしをしていた仙川の小さなアパートは雨戸があって戸袋があった気がする。いや違うかも。どこかで私は戸袋に窓を入れるのが下手だな、と落ち込んだ記憶がある。ああいうのに上手いも下手もあるのかよ、と思うかもしれないがあるんだよ。不器用な人は本当に驚くようなことに苦労しているものなのだ。今はとにかくゆっくり動く、仕組みをよく見る、人の真似をする、それでも無理ならやってもらう、ことが上手くなった。最初のステップである「ゆっくり動く」が最大の難関だったが優しい人たちの上手な声かけが徐々に内在化され今は不安や恐怖や眠気が強いとき以外はまるで落ち着いている人のように振る舞うことも可能になった。

戸袋といえばこれももうどのくらい前になるのか。母と京都の町屋に泊まったことがあった。とてもとても古い建物でとてもとても高齢に見える女性がお孫さんと思しき方と一緒に経営されていた。お二人ともとても素敵でお二人の姿が見えなくなるたびに母と静かに盛り上がった。建物も古さゆえの不便はあれど私の語彙では表現できないがとてもよかった。あの町屋はもうなくなってしまったはずだけどまた行きたい。

今朝は、暑い間は食べる気がしなかった羊羹をようやく開けた。熱いお茶と一緒にいただきたかったから。羊羹は数年前、河口湖に行ったときにふらっと入って一目惚れした「富士菓匠 金多留満」の「富士山羊羹  甲州もも」。今回はお土産でもらった。パッケージはまるで洋菓子。桃と羊羹の断面がいろんな向きで配置されているピンク基調の絵柄なのだがよく見ると少し面白い。かわいいピンクのワンピースに羊羹の柄を描かないでしょう、桃は描いても、という感じ。フフフ。かわい面白い。さて、少しの弾力を感じながら小さなナイフを入れる。伊万里の青木陶房で買った水色の小皿にそっと置く。青木さんもとても素敵だったな。土のこととか色々教えてくださった。お茶も夏の間は開けなかった滋賀のお土産、中村農園の「土山煎茶」。爽やか。緑がきれい。少し暑くなってトレーナーを脱いだがまた着た。今朝は少し寒いくらい。

お茶といえば来月はルピシアのBOOK OF TEAが出ますね。知ってるかな。いろんなお茶を丁寧に、でも気楽に飲みたいな、という紅茶好きな方に特別な贈り物をしたいときにはこの一冊(一箱)。最初にいただいたとき、大感激した。みんなであれこれ言いながら分け合うのも楽しいです。お茶とか陶器とかはそのヴァリエーションの多さに本当に驚く。葉っぱとか土とか基本は同じなのにね。

今朝はNubya Garcia『Source』。ゆったりかつ力強いサックスが心地よい。最近は柳樂光隆の記事が私の音楽の指針。どの記事も背景がしっかり書かれていてその人の個人史としてもジャズの歴史としても興味深いし勉強になるし紹介されている音源が素晴らしい。あと彼らが所属していたり受けてきた教育の話がとても参考になる。多様性を実現しようとするチャレンジャーたちの資質と地道な努力が素晴らしい音楽とともに受け継がれる土壌づくりにもしっかりと目配りが利いている。上質のグループで教育を受けられることは本当に素晴らしいこと。そういう人たちを単に「恵まれている」とするのではなくそういうグループ作りが可能であることを私たちはまず知らないといけないのかもしれない。ヌバイア・ガルシアのインタビューはこれ

今日は再び月曜日。色々あったはずの9月も体感5日分くらいでしたね。そうでもないですか。日常は慌ただしいけど心の中の時間だけは過去にも未来にもどこかへも引き伸ばす工夫をしながらなんとか過ごしましょうか。

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お菓子 散歩 精神分析

寄り道、新ハムレットオンデマンド配信、カチカチ山

暑い。でも朝はまだ冷房が効くのが早い気がする。今朝のリビングは31度だった。28.5度設定。0.5度ずつ変えられるようになったのっていつからだろう。その差をどのくらい身体がキャッチしてるかわからないけど。

隙間時間に友達とおしゃべりして連れてきてもらった道を戻るのではなく神社のほうへ。あ、通りの名前は知ってる。この通り、この前も見たけど繋がってるってことか、と陽射しを辛がりながら歩く。明らかにこの前通ったばかりみたいな景色だがこれはどっちにいけばいいんだろ、と左へ。あ、いつも突然現れる美術館はここかあ、行くときはのんびり寄り道しながらいくから全然道を覚えない。知っている道なのに知らない感じ。ここはどこだろう、と思ってると間もなく馴染みの景色へ。別の駅から帰りたかったのに降りた駅に戻ってしまった。あーあ。都会は難しいな。美味しそうなお店も見つけたけどまた偶然通りかかるまでは忘れちゃうな、きっと。その時はもっと時間があって偶然お腹も空いていますように。寄りたい。

五戸真理枝さん演出で6月、PARCO劇場で上演された 『新ハムレット〜太宰治、シェイクスピアを乗っとる!?〜』が今日から7月25日(火)までオンデマンド配信とのこと。劇場なんて遠くて行けなかったよ、みたかったよ、という人はぜひチェックしてみてください。太宰の命日である「桜桃忌」にはすごくかっこよくてすごくうじうじしたハムレットを演じた木村達成とこんな舞台を作ってしまう天才、五戸真理枝のアフタートークショーも収録されているとのこと。舞台の3分の1のお値段です。夏の夜のシェイクスピア、太宰のハムレットはやや暑苦しいけど女たちも魅力的。

太宰といえば河口湖町にカチカチ山(天上山)というのがあってハイキングにもいいしロープウェイでも山頂に行けるのだけど山頂も色々遊べて楽しいの。たぬき茶屋もあるしかわらけ投げもできる。もちろん太宰のカチカチ山の場面を辿れる場所もありますよ。面白いです。

今朝は太宰繋がりで河口湖土産、私的(多分多くの人にとって)No.1のフジヤマクッキー。オンラインでも買えるけど現地からきたそれらは少し山頂の雪が溶けたりしていてそれはそれで趣というもの。今回も美味しいです。

はあ、パソコンあっつい。熱い紅茶も飲んじゃったからあっつい。きれいさっぱりして出かけましょう。でもきっと外に出るなりダランデロンってなって電車でキンキンに冷やされてまたダランデロンってなっての繰り返しだろうけどね。毎日ぐったりしがちやわ。みなさんもどうぞお大事にお過ごしください。

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あれはなんだったんだろう うそもほんとも。 お菓子

余裕のなさとか

缶がガラガラと大量に落とされる音を聞いて目が覚めた。多分大量のレモンサワーの缶がプラスチックの箱の中に投げ込まれたのだろう。ベランダから覗こうかと思ったが外に出られる格好ではなかったのでやめた。でもまあ起こされたついでにと着替えて裸足で靴を履き外へ出た。風が弱い。もう少し吹いてくれていいのに。通りにはすでに誰もいなかった。箱の中は予想通りレモンサワーの缶で底は見えなくなっていたがいつもみたいに溢れんばかりではなかった。スーパーの3円のビニール袋を傾けて発泡酒とビールテイスト飲料の缶をガラガラと箱に落とした。レモンサワーが見えなくなった。ビニール袋に一本がくっついて落ちてくれないので手で剥がして置いた。ほとんど乗らない私のマウンテンバイクもどきにかけた傘がまだ少し濡れている気がしてわかりづらい平面のボタンを押し込んでサドルに立てかけた。薄い日陰ができた。まだ光が弱い。今日も曇り空だろうか。キッチンに戻ると一本だけ缶が置いてあった。捨て忘れた。朝そこに立った時に「これも捨てなくちゃ」と思ったのにな。

さて今日は教えてもらたチーズケーキのお店に寄りたいのだけど移動時間を考えると余裕がなさそうだ。うーん。でもキャロットケーキが届く予定もある、そういえば。以前散歩コースに美味しいキャロットケーキを出してくれるお店があった。人気のある店だったが遠くへ移転してしまった。移転先は結構田舎で車がないといけない。相変わらず地元の人に愛されているらしく売切の毎日らしい。よかった。キャロットケーキは見た目もとってもかわいい。見かけると思わず寄っていってしまう。こんがりした茶色にクリームチーズの白。この前も外から覗いたパン屋さんにキャロットケーキを見かけて思わず寄っていってしまった。そこのは断面が正方形ですごくきれいな地層みたいだった。惚れ惚れした。でもかなり大きい。一人分のカットみたいなんだけど。うーん。なんかもったいないから誰かといるときにしようと泣く泣く諦めた。その日から通りかかるたびに「今日はあるかな」とガラスの向こうを探してしまう。あると嬉しくなる。ないと「これからかな」「もう売り切れちゃったのかな」と思う。そしてチャンスがある日に限って余裕がないか忘れてしまうかする。美味しいものがそこかしこにあるからな。

あら。大きな声がして赤ちゃんが泣き出した。大丈夫かしら。この辺、また赤ちゃんが生まれてたんだ。しばらく聞こえてなかったんだけど。赤ちゃんの泣き声もどんどん変わる。保育園の子どもたちも元気かな。土曜保育はいつもと違うおもちゃで遊べるかもしれないね。みんな色々あるだろうけど元気に育つんだよ。

昨日、不買運動について一瞬考えた。人物と作品は関係ないと私は思っているがそう思えない関係があることも知っている。作品によって名を成した人に心も体も弄ばれ仕事もままならず収入も減った人がその人がいろんな種類のパートナーに囲まれて平然と次の作品に向かっていることを知ったらまた日常の行為とかけ離れたよくみれば軽薄なだけの作品(と関連した諸々)に金が入って相手を利用する資源や機会を増やすのかと不買運動に乗り出すことは十分にある。ただ、サークル的関係は解体しない方向で動くから運動と呼べるほどの大きな動きにはならないだろうし多くの女もそこに巻き込まれているわけだからシスターフッドなんてまるで感じられずまた絶望と孤独に陥るだけけかもしれない。それでも「声をあげる」としたらそれは決して黙らない相手に「こんな状態でもまだ生きてるよ」ということを知らせたいからかもしれない。でもそれだって軽薄に知性を活用して人を騙しながら誰かと嘘っぽい幸福な関係を築いている人は自分がしたことまで知的に面白がって距離をとれてしまうのですでに切り捨てられている可能性が高いかもしれない。毎日、高橋ユキさんのツイートでいろんな事件を知るのだけどああいう犯罪とこういう搾取って量と程度以外でどうわけていくわけ、とそこに連続性を見出しながらもそれが法的に罪ではなければ罪ではないという事実に戦う気力すらなくなることだってある。罪悪感を感じない人でも法的に「罪」というレッテルを貼られたら罪人になるわけだけどそれはレッテルでしかないし反転可能な場合もあるから難しい。むしろ法的には被害者とされる人の方が孤独で小さな抵抗を試みるたびに罪悪感に苦しんでいたりもする。都合よく使われ言葉を限定され身体は発散の場所にされ我慢は労われるどころか言葉にしなかったことを「どこに書いてあるんですか」と責められたり。「傷つく」という言葉を簡単に考えたりいろんな側面から検証しないとと検証もせず言っているだけの人はこういう目にあったことがない幸運の持ち主かもしれない。そんな余裕ないことっていっぱいあるんだけど。仕事をしないと生活が維持できないから怒りや気持ち悪さや理不尽に学ぶしかないとどうにかこうにか切り替えようとしてもすごく時間も気力も奪われてどうにもできない体験ってしたことある人って多いと思うんだけどだからといって他人は他人。そういうときだけ割り切れる。誰だって自分のことが一番大事で気持ちよくいたいものね。意味とか価値とか考える余裕もなくそういう目に遭い、それでも生きているという事実に応じていくしかない状態で自分のことも誰のことも殺めず生きていくためにはどうしたらいいのだろうと苦しい夜を過ごす人たちはどうすればいいのでしょうね。言葉で追い詰め身体を傷つける人に限って「そうしないためには」とか他人事のように言ったり書いたりしはじめるからせめてそういうときはすかさず「あのときのあれはなんだったんだろう」と呟くくらいはしておくとかね。不買運動も小さな抵抗。小さな抵抗は小さな祈り。届かずとも自分が生きていくために、と思えばいいのかしらね。

今朝はローゼンハイムのバウムクーヘンと紅茶でした。外はいつの間にか日差しでいっぱい。難しいことだらけだけど今日も一日、なんとかかんとか。

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お菓子 精神分析、本

Netflix、フロイト読書会、お菓子

早朝からNetflix三昧してしまった。「その女、ジルバ」とか「クィア・アイ」とか。「クイア・アイ」相変わらずいいわ。この上品なハイテンションも好きだしみんなすごくよく相手の話を聞くしいうべきことをはっきりいうところも好き。ポジティブになるって一人じゃできないもんね。大事にされて真剣に考えてもらえることは時にうざいし拒否したい気持ちの方が大きくなることもしばしばだけど変わらなければという人には欠かせない関わりになる。クィア・アイはそれぞれの専門性を生かしたチームでやってるのもすごくいい。変化のためにはいろんな方向からの支えを準備していくことが大切になる。前もってではなくて同時進行で。前もっては難しい。何が起きるかは誰にもわからないから。でもパターンというのはあるから積み重ねられてきた歴史は大切。だから勉強も必要なのね。友達も大切。積み重ねといえば何年も続けているフロイト読書会、フロイト全集を最初から読んできて主要論文は2巡目、3巡目になるわけだけどみんなの読み方がすごく変わってきた気がする。こうなるとみなさん優秀だから私は教わることの方が増える。「それは精神分析でなくても理解可能」という範囲での対人関係的な読み方ではなくなってきて、自分の枠組みを壊して広げた感じ。強烈なわからなさの中で持ちこたえてるとこういうことが自然に生じる。多分みんなはまだ「わからないわからないわからない」の中にいるような気持ちでいると思うけど。わからないはそりゃそうでしょう。わかるというのがどんな状態なのかと聞かれたらわからないでしょ。だからわかるわからないの軸はとりあえずなくしてその場にとどまることでいいんじゃないかな。人間関係だってひどい人はいっぱいいるけど心ある人もいっぱいいるから判断は速すぎない方がいいかもね。違和感は大切にした方がいいけど。

今朝は相変わらず長野のお土産の「栗のガトーショコラ」でした。なめらかな生地で小さくてきれいで美味しかった!

今日も雨?今はくもり。このまま降らないといいね。傘持ち歩くとなくしちゃうもの(そういう人多いでしょ?)。それでは今日もご無理なく。余裕なくすと悪循環始まっちゃうからいろんなこと受け止めつつも真に受けすぎず距離取りすぎずゆらりゆらりやれたらいいかもね。わからないけどね。

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お菓子 精神分析、本

お菓子、Webちくま、メタ

今週は信州のお土産で朝を過ごしています。昨日のはnoteに載せてしまったけど「ヌーベル梅林堂」の「くるみやまびこ」ハーフ。アンガディーネ(伸ばすって知らなかった)みたいなお菓子でとても美味しいのだけどウェブサイト見てびっくり!7年間保存できる「くるみやまびこロングライフ」バージョンもある。信州だから登山用の非常食にもと。すごい。私の想像ではロングライフバージョンは少し乾いた味がしてる。それにしても「7年」というのはどういう基準から算定されたのかしら。すごい。今日はお土産さんのSHINSHU BLACK TEA COOKIE & CREAM 信州 紅茶のミルククリームサンドクッキー。これ美味しい。ザクザクした生地と紅茶のクリーム。なんだか懐かしい味がする。

いちいち動きを止めるような衝動が生じるけどそこそこのスピードで進まなくてはいけない。みんな他人を利用しながら生きているということに痛みを感じつつ自分がそうしている仕方を確認しつつ。とどまるには自分をメタで見ていくしかない。

本が助けになる人にはWebちくまのこんな連載もいいと思う。堀越英美さん(@fmfm_nknk)の新連載「あなたの悩み、世界文学でお答えします。」。面白かった。

https://www.webchikuma.jp/articles/-/3127

私はジェインみたいになれない、「強火と弱火を自在に操る」なんて、という人もいるでしょう。というか大抵の人はそうでしょう。でもその物語を読んでいるときは少なからず主人公に同一化するわけで実際にそうなれるかどうかよりもひとときでも違う自分になれる自分を発見することの方が大事なのかも。だって「私にはできない」でも「私なんてどうせ」という言葉でも相手になってみようとした結果の言葉でしょう。相手の立場になってみる方法なのね、読書は。最初から拒否的になることだって生じるでしょうけどそれはそれ。自分の気持ちが自分の想定とは異なる方向に動く予感を感じるだけで苦しくなる場合だってある。それもそれ。そういう心の状態にひどく傷つけられる場合もあるけどそういう心は傷つくことをしたくないのだから心を動かせる側がメタを目指したほうがいい。弱者だから傷つく、苦しむ、という場合もあるけれど強者(大抵変化を嫌う人)の脆弱さの投影を引き受けている側面も大きいと思う。だから憎みつつもそれに覆われてしまわないことが大切なのでしょう、ジェインのように。でもこれはやはり文学でのお話。それはそれはひどい結末のお話も「単なるお話」と思うこともできるね。物語に入ってみて出てきてなにかを思うとき、それは入る前よりも自分を客観視できる状態なんじゃないかな。すぐにそうできなくなってしまうかもしれないけど。実際の人間と関わるっていうのは大変だ。でも人がいる限り、人でいる限りしかたないからプチメタ大事かもね。ヘビメタみたい。また言葉遊びに入ってしまうからこの辺にしとこう。プチコントロール。明日は夏至。寂しいな。とはいえ暑さに気をつけて過ごしましょう。

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おしゃべり、おやつ、小豆島

まだ雨が残ってる。と書いてメールの返信をしていないことを思い出した。した。

今日も長いな。資料もサクッと作らねば。

隙間時間をめいっぱい使うため走った。私に合わせてこっちまできてもらった。おしゃべりは楽しい。成城石井のモーモーチャーチャーがおやつ。おいしいよ。ずっとモーモーチャーチーだと思っていた。成城石井のしょっぱい系だと「カレーおせんべい」と「オリーブオリーブあられ」とか「まめごろう」もおすすめ。「まめごろう」は甘いか。

小豆島のマルキン醤油記念館を思い出した。なんでだろと思ったけどオリーブ繋がりか。小豆島は本当にオリーブの島だった。そしてオリーブオイルが本当に美味しい。高いから島では楽しんだけどお土産は提携しているイタリア産のを買ってきてしまった。お醤油も有名なんだよね。マルキン醤油のミニサイズもお土産にしたなあ。工場見学みたいな感じで楽しかった。「二十四の瞳映画村」からどこへ行ったときだったかどこかへ行ったとき渡し舟で行った。電話をしたら年配の男性が舟でお迎えにきてくれた。タクシーみたい。私は田舎育ちだからタクシーは拾うものではなくて呼ぶものなのでそう思った。今もあるのかな。おじいさん、元気かな。もうかなり前だけど17年以内ではある。クリニックにお土産を持っていったから。あそこは開業してそのくらい。あ、でも、と今クリニック内のスタッフがやめたり入ってきたりを思い出して、あの人がいたということは、と記憶が蘇ってきた。でもわからないや。何年に何県へ行ったという紙をチェック。香川は2007年。一回じゃないはずだけど書いてないな。2007年、お醤油をあげたあの人はそこにもういたかなあ。まあ、そんなわけで小さな船でどんぶらこどんぶらこ、よりは早かったけど海なし県育ちだと水辺の交通に馴染みがないからワクワクした。小豆島は地域によって表情が全然違って小道もすごく面白い。歩きでも自転車でも練り歩いた(練り回った?)。一番印象的だったバス停がある、とそのバス停を思い出したけどあれ鹿児島だったかも、と思って記憶をひっこめた。旅の記憶をもっと正確にもっておけたらいいのに。

おしゃべりして感じたことを書こうと思ったのにオリーブから小豆島へ飛んでしまった。まあいいか。本を売る仕方、教えるということ、「美意識」という言葉が心に残った。

時間切れだー。週の真ん中、なんとか乗り切りましょう。

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お菓子

宇都宮土産とかいつものお菓子とか

深夜にも早朝にも原稿が届いた。みんな仕事しすぎでは。でも素敵な文章をありがとうございます。あああ。ここからがまだ長いけどもう5月も13日か。困った。が、とりあえず今日を。大切な会議もあるし。なんとか無事に終わってほしい。

さて今朝は宇都宮のお土産「とちおとめバウム」。ちっこいまるたみたいなバウムクーヘンがしっかりチョコに包まれていて中にはとちおとめのクリーム。10こ入りでホワイトチョコとスウィートチョコ5個ずつ。とっても美味しいの。私も栃木へいったらこれをみんなに買ってこよう。うちには餃子も買おう。ホワイトチョコ自体をあまり好きじゃない人からホワイトチョコ味の方は追加でもらったのでいっぱいあったんだけどすぐになくなっちゃうね。なんのための個舗装かってね。バウムクーヘンはホールだと賞味期限までに食べきれないから買えないなあ、とか思ってたけどそんなことない気がしてきた。でも最近はどこも個包装があるか。近江八幡のクラブハリエで焼き立てバームクーヘン食べたなあ。近江八幡ってすごくいいところで、と宇都宮から心が離れてしまった。いけない。宇都宮からきたお菓子をいただいのだから。

群馬県民にとって宇都宮は身近なんだけど最後に行ったのはいつかな。友達のうちへ行ったり後輩の結婚式へ行ったり普通に遊びに行ったりしたけど。私が行ったときって駅前の広場にいくつも餃子屋さんが出ていてみんな並んだりしてたけど今もそういうのやってるのかな。私は量を食べられないから普通にお店で食べたけど昔池袋のナンジャタウンで餃子の食べ比べができてそこのは何度か行った。今もやってるのかな。いろんなことが昔になっていくねえ。早く記憶から消えてほしいことほど薄まりもしないでずっと苦しかったりするのにね。食べ物のお土産とか「消えもの」って言い方するけど大事な発想だと思う。

おみやげをくれた人が宇都宮に行く前に餃子像を見るのが楽しみといっててそんなのあるのか!と調べたらすごく笑ってしまった。「言わないで!聞きたいけど、でも言わないで!」というから画像を見せることも説明することもしないでひとりでウケてたんだけど送られてきた写真を見るとそれはそれでまた全然印象が違った。いろんなこと思いつく人がいるもんだ。私も会いたい、餃子像。

こんな毎日お菓子ばかり食べてたら肌が荒れてきてしまった。ローソンとセブンイレブンのお菓子はもうほとんど試してしまった。セブンイレブンのあんみつは定番としてずっとあってほしいな。ファミマはあまり行かないけど宇治抹茶のティラミスは甘い甘い言いながらふわふわとしっとりが美味しくて全部食べちゃったな。ローソンは最近だとさくさくバターパイサンドとあんバターサンドが美味しかった。あ、肌荒れしてるのにまたお菓子のことばかり思い浮かべてしまった。

あ!投句締切、今夜の分だけじゃないことを今思い出してしまった。15日までのが二つもある。しかもひとつは必着。もう間に合わないではないか。欠詠だけはしないようにというのが目標だったのに。明日なら直接持っていけるからそうするかなあ。東京ってこういうことができてしまうからすごい。とかいってないでまずは俳句を作らねば。鳥たちよ、俳句になっておくれ。

鳥雲に隠岐の駄菓子のなつかしき 加藤楸邨

これは春の句だけど鳥とお菓子でこんな句作れちゃうのすごい。私は毎日こんなたくさんのお菓子や景色と出会っているのにダメダメだな。こんな駄文ではなく素敵に切り取って残していけたらいいのにね。

今日の暦生活はみつ豆だ!きれい。キラキラしてる。夏は透き通るお菓子を楽しむのもいいですね。お菓子好きじゃない人も別のものやことに支えられて一日なんとかやれますように。良い週末を。

草いちご
宇都宮土産