わたしと連絡が取れないと別の友人づてに連絡がきた。これまでもやりとりしていたのになんでだろ。わたしから連絡したら無事につながった。
私たちは大学時代が「ポケベルが鳴らなくて」の世代だから、連絡が取れないことに対する時間感覚が今の若い人たちとは違うかも。待つしかない、という状態を知ってる。
好きな子と電話するのだって家の電話だから前もって時間を決めて待機したり、それなのにその時間に親兄弟が電話使っちゃってて理由も言えず怒ったり、待機に遅れたら親が出ちゃってなぜか親と盛り上がってた、なんて話も聞いた。電話をめぐっては今よりずっとたくさんのドラマがあったのだ。
わたしに連絡が取れないと共通の友人に電話をかけたその人は久しぶりにその友人と話した、と喜び、その友人も久しぶりにその人と話した、と喜び、双方からお礼を言われた。なんだかこちらこそすいません、ありがとう。
受話器といえばフロイト なのだけど、今日はもう遅いからまたいずれ。