キッチンの小窓を開けたまま寝てしまったと気づく。南側の大きな窓を開けると少し涼しい風を少しだけ感じた。明け方の地震は少し長かった気がした。体感だとなんでも「少し」という言い方になってしまうが。大きな地震がこないといい。能登の大雨の被害も心配。地震のあと、能登に旅をして少しずつ地名に馴染んできたのでニュースもグッと身近になった。それだけに心配だ。あののどかで美しい景色と共存する人たちにこれ以上の痛みをもたらさないでほしい。
地名に馴染むといえば森崎和江の『能登早春紀行』での能登の駅や景色の描写が素晴らしかった。のと鉄道能登線は2005年に廃線となった。能登の景色は森崎和江が見て聞いたものとは大きく変わってしまった。それでもこれを読めば失われずに残っているものの大きさにも気づける。その土地の人なら尚更だと思う。私たちは今度はいよいよ輪島と珠洲を旅する予定。みなさん、元気でがんばってほしい。
早朝の地震でiphoneの充電をしなくてはとコンセントにさしたらすぐに熱くなって怖くなって抜いた。パソコンとかもたまにそうなるけど冷房があるところで充電した方がいいのかな。今朝はまだ冷房つけていないのだけど。
先日、久しぶりに日本のドラマの劇場版を見にいった。若い人に誘われて『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜 南海ミッション』を。これは映画で見て正解。わかりやすくできすぎといえばそれは映画だからそうなのだが、単なるみんながヒーロー的な話ではなく、離島医療が気づかせてくれる関係性の重要性を具体的に感じさせてくれたのはよかった。帰宅してNetflixで劇場版一作目も見た。こういうのは映画の迫力でみるのが大事というか、映画として作られているのだからテレビだといまいちだが、映画を観た直後だったのでその感覚を持ち込んで補えたのはよかった。それにしても俳優陣は若い人が多く、私が馴染んできた人たちは私と同じように歳をとったんだなあ、と当たり前のことも思った。
今朝は美味しいフルーツで水分をとって満足。良い1日になるといいですね。