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Netflix 精神分析、本

イクサガミ、現代美術、グリーン論文

今朝の朝焼けもきれいだった。そしてイクサガミを見終わってしまう。染谷将太、大河ドラマ「べらぼう」でも最高だが、これもとてもいいな。とても独特で上品な佇まい。清原果耶の美しさを際立たせるキャラ設定もさすが。私の周りは清原ファンが多い。そしてでっかい男たちがたくさんで迫力ある。伊藤英明と阿部寛、こういうのをやばいという。怖いがみてしまう。オペラシティができた頃、今、オフィスがある初台に住んでいたのだけど、オペラシティのなかにはまだ公衆電話がたくさんあって、そこで阿部寛と隣り合ったことがある。むこうはドラマのロケだったようだが、大きいので私の目には入らず、あとから一緒にいた家族に教えられた。そして山田孝之。「グラスハート」もそうだが出演時間関係なく、というかもうこの人は一瞬でてくるだけのほうがインパクトあるのでは、と思わせる存在感。Netflixは豪華キャストを短時間で惜しみなく使う財力があるのだな、きっと。

昨日Giuseppe Civitareseの『The Hour of Birth: Psychoanalysis of the Sublime and Contemporary Art』のメモを書いたが、そこにでてくる絵や作品のリストが試し読みでみられた。本の表紙はAlfred Kubin, Die Stunde der Geburt [The Hour of Birth], Leopold Museum, Vienna。アニッシュ・カプーアは金沢でみた作家ではないか?いろんな作品がみたいなあ。

そして先日読んだと書いたFrench Psychoanalysis: Contemporary Voices, Classical Texts Series一冊目であるアンドレ・グリーンのContemporary Psychoanalytic Practiceを読んでいると書いたが(書いたか?)最初に読んだThe enigma of guilt and the mystery of shameはグリーンにしては珍しくフロイト精読の跡がわかりやすく追えた。答えを出さない書き方がグリーン流とはいえ、皮肉とか脱線とか書き方が自由すぎて難解なのがいつも。この論文はテーマは難解だが書き方に苦労させられることはなかった気がする。この論文でもフロイトのナルシシズム論文が引用されているが、短い論文なのに影響力大きい。私もこの論文に触発されて発表も続けているからよくわかるけど。コンラッドの「ロード・ジム」が引用されれいるのもいい。

今日も一日晴れるみたい。うれしい。どうぞよい一日を。