いいお天気。ひどい卵焼きを作ってしまった。弱火にもせずぼんやりしていた。いかん。
昨日はEPF(European Psychoanalytic Federation)によるETEP(End of Training Evaluation Project)に関する論文のことを書いた。EPFは「欧州精神分析連盟」でいいのかな。IPA(国際精神分析学会)の加盟団体である43の欧州の精神分析学会で構成。1966年発足、1969年IPA承認、現在、33カ国に居住し活動する8,000人以上の精神分析家および研修中の精神分析家が在籍、27の言語が話されている、とのこと。2015年末以降、ブリュッセルのRue Gérardに独自のHouseを構え、EPF加盟団体の全会員および候補生に開放。ブリュッセルかあ。いいなあ、というより、そういう専用の場所があっていいなあ。日本の協会は今まで小寺がそういう場所を担っていたけど、日本精神分析協会独自の場所はないもんなあ。日本の精神分析家の多くは自分のプライベートオフィスをもっているけれど、みんなで集まれるようなスペースはない。
とEPFのウェブサイトを見ていたら面白そうな本に出会った。Dear Candidateに寄稿している分析家たちもちらほら。
“Parenting Psychoanalysed: Letters to a Parent”, was published in May 2025 by Routledge and edited by Andy Cohen
『精神分析からみた子育て――ある親への手紙)』 って感じか。Andy Cohen編集。世界各国39名の精神分析家が寄稿。紹介文はこんな感じ。
「本書は、精神分析家39名が親であることについて率直に語った手紙を集めた、これまでに例のないコレクションです。各手紙は簡潔で個人的な語り口で書かれており、専門的洞察と感情的な率直さが融合しています。そこでは、子育てがもたらす予想外の喜びや困難、子どもが呼び起こす内的葛藤、そして多くの子育て本が見落としている隠れた真実が探究されています。この国際的な書物は、母親、父親、そしてケアを担う人々との意味ある対話を開くものです。そして読者に対し、自分の内的世界、心配や願いがいかに重要な意味を持つかについて省察するよう促します。それらは、開かれた、そして誠実なかたちで子育てを行うための重要な手がかりを含んでいるのです。」
寄稿者はStefano Bolognini、Harriet Wolfe、Fred Busch、Michael Diamond、Theodore Jacobs、Eike Hinzeなど。
精神分析は子育てに直接関わる形ではウィニコットくらいしか貢献していないイメージを持たれていると思うのでこういう本はいいかもねえ。読んでみたい。
先日、SNSでthe podcast Talks on Psychoanalysis. “Transience and the prohibition of “Don’t Look” by Osamu Kitayama を紹介した。北山修の「見るなの禁止」もそうだが、そろそろ学術大会に向けて「甘え」理論を復習せねば。あああ。いろいろ辛いが(花粉もね)がんばろう。

