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精神分析

行為

今日はいろんな鳴き声が聞こえるな。秋だな。色とりどり鳥とりどり。

酒井泰斗さんの読書会ツイートが面白い。読書会といってもいろんな活動の中からそれを取り上げて分析してみよう、ということなので彼のメソッドを使用できれば行為分析とは言わないのかな、振る舞い分析は私たちの用語か、なんていうんだろう、さまざまな実践を成立させている論理がわかるという感じかな。

そのためにはまずその行為(としておこう)はなにかというところを分析したい。「あなたの感想でしょ」って言葉は流行ってるの?なんかTLで流れてるのを見たけど。文脈知らないけど、話し合いのときに「質問というより感想です」とかいったりするでしょ。自分でいっててもこれ別に何か応答求めてないや、対立点が特にない、と喋りながら思って「感想です」といったりする。

私もそのうち、訓練が終わったらエスノメソドロジー研究会とか出て勉強したいし読書会も出たいけど時間がない。教え子(子ではないけど)たちにもおすすめしたけど多分まだこういうことの重要性がわかっていないからそんなに必要と思わないだろうなあ。

私はこの技法は有効だと思っているのでツイートを追いつつ準備。ツイート自体に一貫性があるというか内容の繰り返しがあるから少しずつ「あ、こういうことか」と読書という行為に関する知識が増えていく。教え子たちにおすすめするときは酒井さんのWebサイトとかそのまま紹介してしまうとそれだけではだめなんだよね。「一緒に参加しよう」とかならいくと思うのだけど。見通しの立たないことってとっつきにくいのかもしれないけどまずはとっついてみないと見通しを立てる行為を始めることもできないのでそこはなんでも最初の一歩が必要ね。

何かこねくり回して考えるよりも与えられたものに素直に取り組んでみる、あれ、と思ったらチェックして、また戻る。いちいち止まらない、引っかからない。そのまま聞きながら患者の言葉の動きを読んでいく感じが初回面接っぽい。自分の気持ちを動かしたり相手の気持ちを想像したりするのはあと、まずはそのまま聞く、もちろん臨床場面では巻き込みが生じるから読書とは異なる行為だけど行為を分析する仕方は対象はなんであれ変わらないと思う。まあ、私もきちんと勉強してないからこういうのも印象に過ぎないけどね。今後教える立場が増えていってしまうのだろうからいずれしっかりやりましょう。

今日は寒くなるみたいって昨日聞いたから服装気をつけて風邪ひかないようにしましょ。