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精神分析

いつのまにか、とか。

空。冬っぽさを感じないのは暖かい場所にいるから?凍てつくような雲がないから?微妙に色が変わっていくのがきれい。いつのまにかピンクがかってくるのも素敵。

いつのまにか。いろんなことはそうなんだと思う。

昨日は今年度最後のグループをひとつ終えた。初回面接を検討するグループ。もうひとつ同じグループを異なるメンバーで持っているがいつのまにか良いグループになったと思う。サポーティブというのは何か技法があるわけではなく、それぞれが自分のしていることについて他の人の意見をもらいながら、それを取り入れられないならなんで、あまりに素直に取り入れてしまうならそれはそれでなんで、この人が言うと腑に落ちるけどこの人が言うとなんかイラつくのはなんで、とモヤモヤしながらそのうち「ああ」と気づく。そういういつのまにかが起こるような相互関係をサポーティブというのであってどちらかの工夫をいうものではないだろうと私は思っている。そういう意味でサポーティブな良いグループになったと思う。2時間、メンバーの一人の初回面接を検討して「ああ、私、この患者さんのお父さんとか周りの人と同じことしてる」と気付くにいたり、そこからその人自身がどのような無意識的努力を重ねて生きてきたか、そこにどんな環境との相互作用があったかなどを知り「ああ、それでこの主訴なんだな」と理解し、それを伝え共有しできることがあればそれを提案し契約が成立するなら次のステップへ、という流れだろうか。今、ざっと書いているだけだけどある程度きちんと書いた文章は私のオフィスのWebサイトをご参照くださいませ。妙木浩之先生の本などからまとめています。いつ書いたか記録しておけばよかったな。見直して更新した方がいい部分もあるかもしれない。どうも私はそういう履歴やせっかく教えてもらったりして学んだ方法を活かすのが下手すぎる。これは私が「いつのまにか」を怠惰の言い訳として使っているからだと自覚している。私みたいにここまでこういうことが下手な人はしっかり定着するように意識せねばならない。本当にできないことはどんなに頑張ってもできないけど一度できたなら定着の可能性はなくはないのだから習慣化せねば、と思うのだけどね、とナマケモノさんが顔を出す。というか動物のナマケモノはかわいい。先日、テレビでズートピアを途中から観たがナマケモノになによりもウキウキワクワクした。面白かった!

今日は月曜日。あー。そんな気がしない。サブレも熱いお茶といただいたしがんばりましょう。今日も昨日くらいの気温だったらまだやり過ごせるのだけどどうなのかしら。一応暖かくして過ごしましょうね。

作成者: aminooffice

臨床心理士/精神分析家候補生