カーテンをめくって窓を開けたら風に飛ばされたサンダルが見えた。飛ばされなかった方は乾いてて、飛ばされた方は雨に濡れている。また避難させておくのを忘れていた。
窓を閉めてちょうどよく身体にフィットする形になったクッション背にソファにドンと座った。昨日すごく痛かった青竹踏に足を載せる。以前、どこだったか足ツボの道があって痛くて歩けなかったことをこれをするたびに思い出す。
谷川俊太郎の『恋愛詩ベスト96 私の胸は小さすぎる』をパラパラした。『自選 谷川俊太郎詩集』は学術大会のときに友人にあげた。やっぱりシャープだな。「恋愛詩」といえど甘美さはなく、そんなときに書かれる詩はなおさら孤独なものだろう、という前提がある気がする。実際そうだという実感は、ある。
しまった、うとうとしてしまった。ソファに座ったがのまずかったな。
昨日、別の有名な詩人の詩を読んでいたことを思い出したけど誰のだったか。森鴎外とか有名な人たちが訳してる・・。どうして忘れてしまうのか。昨日も危うくイレギュラーな予定をすっ飛ばしそうになった。リマインドが来たからよかったけど。淡々と同じリズムで日常を過ごす余裕はいつ生まれるのか。
とりあえず今日も無事に過ごしましょう。