今朝も涼しい。昨晩は時々「寒い?」と感じたが気持ちよかった。外は早速蝉がミンミン。
涼しい部屋で熱い紅茶をいただく。念願のレモンケーキと。ごきげん。レモンケーキって完璧なお菓子のひとつだと思う。果物は、あ、レモンって果物?果実はおしなべて果物という?まあいいか。果物は本来の形がどれも個性的で美しいからまずその形のままお菓子にしたというだけで大正解だと思う。さらにお菓子の場合、果物本来の素材感のいいとこどりしてて、レモンケーキの場合、酸っぱさをすごくマイルドにして美しいコーティングで甘さを加えてしまうわけです。ほらね、レモンってこうするとすごく美味しいでしょ、とレモンの可能性をあっさり広げてしまうのだな。野菜をカレーに混ぜて「ほらね」というのと同じ。違うか。野菜嫌いさんにはこっそり混ぜたりするから「実はね」と種明かししない方がいい場合もあるしね。やっぱりお菓子は甘さが強さなんだな。初台の小さな昭和レトロな焼菓子屋さんの黒胡椒のクッキーが美味しくて友達にも好評だったのだけど甘味の加減ってものすごく幅広くできるから「甘いものはちょっと」という人にもこういうお菓子は喜んでもらえたりする。和菓子の場合は甘味の加減の仕方は全く異なる気がする。色々おいしくいただきながら考えることにいたしませう。7月は意図せず焼菓子月間になったから8月は和菓子かな。ちょうど隣町にすごくおいしい胡麻のお団子があると聞いたばかり。胡麻が苦手なその人がおいしいというなら最初から胡麻好きな私には絶対美味しい。お散歩がてら買って食べながらお散歩を続ける日を作りませう。
前に「アドバイスってちょっと面白くない、というか、その人の体験を薄めてしまうような気がするんですよね」と書いた。そして「私の居場所である精神分析では、その人だけの感じ方とかそれを話す仕方とかを大切にするのでアドバイス文化(そんな言葉はないと思いますが)とは馴染みがありません。」とも書いた。そういう私もアドバイスをしないわけでは全然ないのだけど、SNSみたいに見知らぬ人に対してアドバイスめいたことはしない。普段から会っている相手にだってそんなスピードでアドバイスはしない。物事には文脈があるしその人がほしがってないものをわざわざ押し付ける必要もない。
あーだこーだ不平不満を話し続けたい子供たちにややウンザリしてちょっと口出したら「話したいだけ!」と怒られるようなときでも「ですよねー」と心で言ってとりあえず聞き続けるし。こちらがなにかいうことで変わってしまうのも惜しいしね。
必要と思ったらなんでもいっちゃうけど。明らかにこうしたほうが自分のためなのにやらない場合、大抵はめんどくさいという気持ちがあるわけで他人からの一押しが必要だったりするでしょう。そういうときは「押してほしいのかい?」と聞くのも野暮だし、「どっちでもいいけどやったほうがメリット大きいならやったほうがいいんじゃないの?」と身も蓋もないことはいう。
あ、アドバイスについてもっと有用なことを書こうと思ったのに忘れてしまった。忘れたから有用といえるだけだが。
良い日曜日になりなすように。

