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精神分析

雨の朝

木曜日。小雨。小さい傘で平気そう。

今週もあっという間に過ぎていく。幸せなことだとは思う、が、とあれこれ考える。そのなかで、隙間時間という言葉は私の仕事には正しくないなと思った。セッションと次のセッションの間の10分も隙間というよりつなぎだ。関連してプロセスという言葉ももっと限定的に精神分析的プロセスとして使わないとなと思った。たとえばスキマ時間にいれるアルバイトもだいぶ当たり前になっているようだけどどんな労働形態をなんのために選ぶかは目の前よりはもう少し先を見据えたうえで、現在の行動可能性を正確にアセスメントして選択しないと安易に搾取されたりイデオロギーの歯車になったりするのではないのかな。そこでの契約ってなんだろう。課せられる責任ってなんだろう。

精神分析には「抵抗」という概念があって、それは自分の心の作業で、自分の部分対部分の話でもある。分析家との間に生じることは心の中の歴史ですでに生じたことでもある、と一応考えるのが精神分析における転移の考え方だろう。抵抗は異物に対する受け入れがたさでもあるが、自分の歴史認識を改めなくてはいけないという予感に呼応する身振りかもしれない。だったらみない、とりあえず今がよければ、と思考停止するあり方もできるが、かかわりはどうするか。それは自由とよべるのか。

いろんなことを考える。だって毎日ニュースにうんざり。それでも目を閉じず、耳をふさがず、できるだろうか。ひとりではなく。がんばろう。

作成者: aminooffice

臨床心理士/精神分析家