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精神分析

土曜日、出会い、心

除湿をつけた。窓も少し開けた。エアコンは設定温度に向けて初動がんばってくれるので音がいつもより大きいというか風の音が強い。蝿虎がその下でじっとしている。でもそこじゃ風が当たらないよ。真下すぎる。いいのか、それで。涼んでるわけじゃないのだから。あ、少し動いた。とかしている間にどんどん時間が過ぎていく。あっという間に土曜日だ。

今週はたくさんの人と会った。無事に過ごせただけでも嬉しいし、新しい出会いも集団でイキイキ仕事ができるのもおもしろたのしく普段の仕事のための学びにもなる。イレギュラーな形でしか対応できないが長年続けているものは今後もやっていけたらと思う。

小さいパウンドケーキを半分とフルーツティーをいただいた。部屋もだいぶ除湿されてきた(のか?)。涼しくはなってきた。最近これを書くときはPCを腿の上に置いてダラダラ書いている。腿が熱い。暑い。そして書き始めるとどうしてこう眠くなるのか。

今度の旅ではどんな人に会えるかな、と話した。どこかへいけば誰かと出会う。話す。別れる。そんなことの繰り返しだ、日々は。あえて出会いを求める時期やそれが必要な状況もあるかもしれないが私は大体流されるままやってきた。めんどくさがりなのだろう。自分で強く求めた出会いは精神分析に関するものだけかも。まあ、出会ってしまえば出会い方がその後にものすごく大きな違いを生じさせるかというとそうでもなく起きることはそんなに変わらずひどいことも起きる。そういうのはしかたない。後悔できる類のことでもない。傷つきながら苦しみながらそれでもまた繰り返す、日々を。そしてひどく苦しい気持ちから回復できなくてもそれとは関係ない場所ですごくくだらないことをして笑っていたりもする。笑えない状況でも笑えてしまうのだから人間はすごい。死が間近でもそういうことは生じる。人間は常にon goingだ。こうするときはこういうもの、みたいなものを持っているくせに、パターンを反復しがちなくせに、自分を自分が超えてしまう。誰の力なのかしら。ひとりで生きているのでない以上、自分にはどうしようもない部分が大部分。気持ちを感じるのは自分だから防衛が必要になるのかもしれない。大変なこといっぱいあるもんね。心を守る必要と工夫。

さっき何かの本のことを思い出して書こうと思った瞬間に忘れた。なんだっけ。まあいいか。必要となればまた思い出すだろう。必要ならまた電話かけてくるでしょう、というのと同じ。最近は文字文化だからそういう感覚って薄れているのかもしれないけどね。

というわけで良い土曜日をお過ごしください。

作成者: aminooffice

臨床心理士/精神分析家候補生