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精神分析

1月13日(土)朝

今日は「あんぽ柿の日」なのか。福島県伊達市梁川町五十沢地区で製造、販売されたのが始まり、という一説があり、昨年は出荷が始まって100周年だったそう。それを記念して五十沢のいさざわの「いさ」=13、ということで12月、1月、2月の13日は「伊達のあんぽ柿の日」と制定したそう。美味しいよねえ、あんぽ柿。柿自体も柿のお菓子もお料理も大好き。伊達市のHPはあんぽ柿のみならず果物が美味しそう。

しまった。ぬくぬくしていたら二度寝してしまった。お料理の夢を見ていた。いつも食べることばかり。今日は何をいただきましょう。朝はケーキ屋さんの友人のナッツのケーキ。細かく砕いたいろんなナッツが少し大人味の生地にたっぷり。いろんなすっごく美味しい。ドトール協賛みたいなことが書いてあった安いのにおいしそうなドリップコーヒーと一緒に。

山崎まどかの書評を読んで野溝七生子の自伝的長篇『山梔』を読みたくなっている。気になっていたのだ。毒親などの言葉を私は使わないが母と娘の関係は私が出会う人たちが抱える解決しようのないメインの問題でもある。解決というよりはそこをどう生きるかを選択していく、そのプロセスを大切にする、これまで大切にされたことのない自分の生き方を。こういう書評も彼女たちの生き方にある種の救いをもたらすのだろう。著者はすでに亡くなっているとしても似たような少女は今も存在するから。

FacebookのKarnakのページが流れてきてBrett Kahr’s Top Ten 2022からの一冊が紹介されていた。へーと思った。そういうシリーズがあるのか。精神分析家がおこなう精神分析的心理療法における逆転移の諸相が書かれた本も勉強になりそうだが私は今はthe Institute of Group Analysis LondonのトレーニングアナリストであるJohn Schlapoberskyが1969年、学生時代に南アフリカで逮捕、拷問、拘留されながら書いた日記の回想録らしい。When They Came for Me: The Hidden Diary of an Apartheid Prisoner という本。

まあこれもそのうち。今日は分析家の古典をもっと正確に読めるようにがんばらねば。

別のところにも書いたが「全住民避難」のニュースを聞きながらいろんな気持ちになった。私は当時理事をしていたNPOで3.11の震災の後、福島県双葉町から埼玉県加須市の旧騎西高校に集団避難したみなさんのところへ毎月「遊びの出前」を行っていた。そのNPO仲間が作った保育園で仕事をしに行ったついでに色々話していたのもあっていろんなことを思い出してちょっと調べたら当時の活動がいくつかの記事になっていた。知らなかった。その一つ。記録になるから保存しておこうと思った。

今日もどの時間帯にもできるだけ細やかな視線が被災地に注がれこれまでの震災から学んだことが活かされた支援がされますように。どうかご無事で。ご安全に。

作成者: aminooffice

臨床心理士/精神分析家候補生