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1月8日(月)朝

よく寝た。時間的にというより質的に。暖房が急速に部屋を温めるために強い温風を出している。2022年の年越しをした佐賀(佐賀、有田、伊万里、唐津)で買った伊万里焼の風鈴がいい音を立てている。佐賀城へ行ったときにたくさんの風鈴が飾られているのをみて一気に惹かれた。有田、伊万里でかわいい小皿を買うんだ、と意気込んで行ったのにまさか風鈴を買うとは自分たちでもびっくり。伊万里の青木陶房では「氷青磁」というとても綺麗な色の陶器に一目惚れ。誰もいない一軒家の入り口には「窯にいます」というようなことが書いてあって、お邪魔してどれもこれも素敵な作品をじっと眺めていたら青木さんが戻っていらした。色々と教えていただき、湯呑を買ってお土産にした。この正月に椿餅を買ってお茶に行ったら「これ使わせていただいてます」と愛用してくれていることがわかってよかった。実際に生活の場にあるとそれはなお素敵だった。

今年に入って早くも予定を間違った。あると思っていたものがなかったというだけで逆でなくてよかった。現地までいって気づくというのは結構なロスで自分におちこんだ。今年は本当に大変になることがわかっているけど毎年そう言っている気もするので一歩ずつだ一歩ずつ。一歩進んだらそんななん歩も戻らない。サボらない。いちいち止まらない。でも走らない。また怪我するよ。自分に対する注意事項が多すぎる。年賀状に「さぼらないこと!」とだけ書いてくれた指導教官はさすがだった。今は施設で暮らしておられる。1932年生まれ。当時、女性が東大に入り大学の先生になるのは大変だったと別の先生から聞いた。ご本人からそういう話を聞いたこともあったかもしれないがそれよりも海外にいくと一組ずつ買って集めているとみせてくれたご自宅のカップ&ソーサーたちの方が記憶に鮮明。お世話になった。お元気でいらしてほしい。

朝からお風呂でポカポカ。シャワーを使いながら今朝の夢の断片を急に思い出した。事実とは異なるが本質的にはそうともいえる、みたいな指摘をされた場面。文脈は忘れた。起きたときは鮮明だった場面も忘れた。覚えておこうとしたことは覚えている。小学生が悪態つくみたいな言い方での指摘、そこだけ思い出しても苦笑いするしかないが本質ってなんだよというつっこみも自分にいれておく。

寒い被災地に早くできるだけ手厚い支援がなされますように。

作成者: aminooffice

臨床心理士/精神分析家候補生