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精神分析

テラス・マーティン、ブルース・フィンクなど。

また音楽を流したまま眠ってしまった。テラス・マーティンの新作情報があったのでそのまま聞いた。テラス・マーティンはこの前のカマシの新作にも出ていた。カマシ新作についてはこちらをぜひ。これはエレクトロサウンドというのかな。とっても静かで深い。いつのまにか眠ってしまったわけだ。カマシ・ワシントンの新作も深みがあった。それまでの壮大さ、荘厳さとは異なる、背景にそれを感じながらより日常的な、と思ったけど日常的という言葉はあまりしっくりこないか。これまでのが宇宙の音楽としたら今回のは地球の音楽という感じだろうか。広がりより深みの方を感じた。テラス・マーティンの新作も人間には聞こえない音を大切に音にしたらこんな感じになるのかもしれないと思った。夜中、強めにピアノを弾く音で目が覚めた。誰かの激しい咳も重なって聞こえた。どっちの音で起きたのだろう、とぼんやり思いつつまだ暗い窓を見遣った。誰の曲かは確認しなかった。今週もプロにストレッチと筋トレの指導を受けたのでいまだに身体がバキバキ。肩甲骨と足首が意識できないほどに固まっていることや肩こりがなくなったというより感じられていないのでは、ということに気づけたのはよかった。整形外科の先生が言っていたことは正しかったんだな、と反省した。癖を変えたいのであればその仕組みを知るのが大事。

週末はブルース・フィンクというラカン派の分析家の本も使うセミナーに出るのだけどフィンクって教科書を書くのがとても上手だよね、とフィンクの3冊の教科書でもないか、基礎と前期後期入門2冊かな、それらが置いてあるはずの場所を見たのだけどない。なんで。使ったばかりなのに。もー。また探すところからか。これ前にも書いたけど「電話分析」のことが基礎の本に書いてあると思うけどそれおすすめ。フィンクの本はおすすめ、精神分析的治療をしている臨床家に。私はラカン派が私が最も親しんでいるウィニコットを多く参照してくれていて頻度の問題をややここしくしないことに好感を持っていて以前よりずっとラカンにも親しめるようになった。事例があまり書かれないのはどうなのかなという感じはするけど実際起きてることはもっともっと複雑で何が事態を動かすかは同定できないからいいのだろうと思う。フロイトを読むときにウィニコットとは対話しにくいけど、ラカンは難しいけど粘れる。人ってほんといろんな書き方してるから馴染むのにすごく時間がかかるけど実践伴うと理解のしかたは全然変わるからまた興味深い。本はどこ?リュックには別の本が入ってるしどうしましょう。

そういえば今日、前にも出てきた建物が夢に出てきた。私は大学だと思っているけどコンサートホールみたいに大きなきれいな建物。私の夢にはいくつか特徴的な場所があるなあ。面白い。今日もがんばりましょう。

作成者: aminooffice

臨床心理士/精神分析家候補生