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精神分析

蟻、カリブ思想の本

朝から蟻退治。ほんとに夏と同時にやってきた。一度出てからちっこいのがちょこちょこ出るようになった。しっかり列をなしたのを見たのは最初だけ。そのときは列を追って侵入路を調べ一度の退治でいなくなった。あんなに蟻を観察したのは小学生の時以来だ。それからはちっちゃいのがキッチンに現れる。列を成してないから経路が読めない。かといって列をなされるのも嫌だ。すっごい間を開けた列なのかもしれない。同じ経路を通っているのはわかるが毎日こんなにきれいにしてるのにどこが匂うの?餌はどこ?ハーブティは嫌いみたい。近づけると逃げる。やっぱり香りに寄ってきちゃってるんだよねえ。糖分が好きなことには非常に共感するが食べ物とかにいるわけじゃないのが救いか。何がしたいんだ、蟻よ。昔男子が蟻の巣にひどいことしたのを防がなかったから?いや、こんな蟻の気持ちよりも生態を知りたい。共存するには境界をはっきりさせたい。もっと確実な対策を練らねば。でも不思議なことに昨年は効果がなかった殺虫剤が今年はちょっと効果あるんだよね。よく買われている薬局で新しいのを買ったほうがいいんだよね、きっと。スプレーの殺虫剤は怖い。自分がやられてしまう。私じゃないよ、ターゲットは、と思うけど効果が強いものは人間にも害なんだよね。ほんと難しい。

私が諸島である カリブ海思想入門』とか『野蛮の言説 差別と排除の精神史』が大変興味深いというか前者を読んだら数年前に読んだ『野蛮の言説』に戻りたくなってようやくなんとなく人の位置付けがわかったりした。サルトルとかフランツ・ファノンは身近だったし実家に本があったから読んだことあるけどただ打ちのめされる感じは今のほうが強い。この前、いろんな国の人たちと交流してしまったからなおさらだと思う。世界の出来事と歴史が身近になってしまっている。必要なことなのだが抱えておくには余裕がない感じもする。だから読み続けることでどうにかしようとしているのかもしれない。エメ・セゼールの『帰郷ノート/植民地主義論』とかもすごいインパクト。本のことをもっとたくさん書きたいのだけどやることがありすぎる。がんばろう。