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精神分析

街歩き

日の出とともに起きるのは鳥の声に敏感になったからかも。まだ早いな、と思いつつついそっと窓を開けると鳥たちの大きな声にびっくりする。窓の防音効果を改めて思うが開けたままにして私も起きる。

昨日は結構降っているな、と晴雨兼用の折り畳み傘をリュックから玄関に出して、大きなビニール傘をさして出かけた。ほどなくして空は明るくなって雨は止み、傘を持っている人は見かけなかった。陽射しのない明るさはいいけど、折り畳み傘にすればよかったなと少し後悔した。街歩きをしていたら途中また少し降ってやっぱりこの傘でよかったと思ったりやっぱり日傘もほしかったと思ったり。気温がちょうどよかったのが本当にありがたい一日だった。立ち寄った町の小さな施設が楽しくいろんなお話を伺って素敵な地図をもらった。駅に着いたときに地図とかおいてないかな、とキョロキョロしたがなかったので嬉しかった。携帯で調べられるけど写真を撮るために充電減らしたくないし、スクロールとかしないで全体像を見たいから紙がいい。八つ折りとかできるからね、紙は。夕方、その地図を広げて今日歩いたところを辿っていたらBrewingを発見。クラフトビール好きになってからも長くなってきて見つけた場合、労力を惜しまず出向く。朝歩いたほうだな、とすっかり雰囲気が変わった道を再び戻った。

朝、思わず足を止めたお団子やさんはもう閉まっていた。シャッターの横に「毎朝手作り」と書いてあって、朝に寄ってよかったと思った。町の人が続々買っていく様子を目に留めたから私も足を止めたのだけど、肩にタオルをぶらさげたおじさんが串を咥えてでてきたのをみて私も買ってみた。いつもみたらしとかあんことか買ってしまうけどきれいに海苔が巻いてある磯部餅の串にした。おじさんが食べていたのもそれだった。「すぐ食べる?」と聞かれて「はい」と言ったら「ならこのままで」と少し申し訳なさそうに串を手渡しくれた。私もそっと受け取ってパクリ。おいしー。地図をいただいたところでお話しながら有名な団子屋があるとうかがってさっき寄ったところかなと思ったら「そこはいせやさんでしょう。そこじゃなくてつぶれてる団子。そこのつぶれてなかったでしょう」みたいなことを言われたが、いせやさんというお名前ではなかったし、つぶれた団子というのをパッとイメージできず「磯部餅のお団子にしちゃったからわからない」とよくわからない返事をしたら「これあとで差し上げるけど」と広げてあった大きな地図で教えてくれた。私たちがきたのと反対側だったからあとでいってみようということになった。おやつ時間の頃にちょうど通りかかったので寄ってみた。つぶれた団子はひらべったい団子のことだった。餡をたっぷり纏ったみたらしを一本お願いした。これもおいしー。

あ、またこっち方面に戻ってきてしまった。クラフトビール屋さんに戻らねば、と今頭の中で私は再び歩き出す。昼間からやっている飲み屋さんもいっぱい。少し行きすぎて戻って少し小道に入って素敵なドアを発見。女性醸造家が立ち上げたとのこと。それほど大きくない店に見えるのにオリジナルで10種類以上のビールがあった。お客さんもひっきりなしにくるし、「僕はただのバイト」と言いつつお客さんと話す店員さんも醸造のこととかすごく詳しくて、製薬会社に勤めているらしきお客さんも「薬と同じだ」と盛り上がっていらした。みんなすごいな、と思いながらおいしく楽しくいただいた。

電車に乗って座って古本屋さんで買った文庫本を読んでいたらそういえば傘がないと気づいた。しばらく記憶を辿るとあのブリューワリー。傘立てに入れてそのまま忘れてきた。ああ。何本の傘をこうしていろいろな場所に置いてきたことか・・・。しかたないのでそれはお店でよきに計らっていただくことにした。雨に降られず帰宅できてよかった。

今朝、窓を開けたら向かいのおうちの屋根が濡れているように見えたのだけど夜中に少し降った?今朝の東京はまだ気温が低い。鳥たちはもうどこかへ出かけて行ってしまった様子。あるいは二度寝。しないか。古本屋さんとしたちょっとしたおしゃべりも楽しかったな。今週も身近な街を歩くことを意識して過ごそう。用事ででたついでに少し足を伸ばすとか寄り道をするとかで十分楽しい。良い1週間になりますように。

作成者: aminooffice

臨床心理士/精神分析家