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精神分析

病気というのは難しい。

窓を開けたらカーテンがブワッと膨らんだ。昨日から風が強い。地上ではあまり感じないがカーテンや洗濯物の動きを見るとそう感じる。

バラバラと色々なことをしているが特に進んでいない。夜はNHKスペシャル「山口一郎 “うつ”と生きる~サカナクション 復活への日々~」を見て少し泣いた。病気は本人だけでなく周りの人にとっても苦しい。うつ病は「鬱病」と書くべき難しい病気だ。身体は重たく、痛みもところどころで発生する。思考はパターン的になり自分にも他人にも別の見方をすることができず苛立ったり情けなくなったりコントロールが難しくなる。全く眠れなくなる人もいる。薬が効く場合が多いので医療にきちんと頼ってほしいが服薬に抵抗がある人も多くその不安についてカウンセリングをすることもある。とにかく色々一旦棚上げすることが必要になるが「色々」に耐えうる自分でないときに「一旦」という気楽さを持つことは難しい。医療にかかると自分の状態をシンプルにモニタリングしてもらえて投薬もそれに応じてなされる。物足りなく感じる人もいるかもしれないがこれがもっとも大事なのである。もちろんそうすることの背景に膨大な知見の積み重ねがあるわけだがそういうものを感じられない場合もあるだろう。どんなに苦しくても全てを誰かに委ねることはできないし、またそうしたくもないし、そうできる相手もいないし、など病気になるというのはいろんな次元の困難に出会うということでもあるので正しい知識がまず大事なのである。サカナクションについて私はよく知らず、山口一郎についてもよく知らず、『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』のMVが強烈でそのMVが一人なのでソロなのかと思ってしまったりして、こういうプロモーションのあり方や私みたいに中途半端な消費者の誤解が彼やメンバーやその周りの人の苦しみに繋がっていたりもすると思うが、なにかはなんでも本来苦しみだけに繋がっているわけではないので仕方ない面もある。ただその人が病気であることを知ったのであれば自然となされるべきことはあるだろう。

今日はやることがある程度決まっているのでこなすことならできるだろう。自分次第の課題もどうにか進められたらいいのだが。今朝のお菓子は山梨のお土産、桔梗屋の「甲斐の山々」。こういうのは美味しいに決まっているサブレ。クリームがさっぱりしていて甘すぎなくて美味しかった。知覧茶と一緒にいただきました。知覧もまた複雑なものを抱える街で、と書き始めると長くなるから書かないけど茶畑の美しさは別格でしょう。美味しいし。美味しいがいろんないいことを連れてきてくれますように。

作成者: aminooffice

臨床心理士/精神分析家候補生