今日こそおいしいカルダモンロールを食べて(昨日のはシナモンロールだった。見かけで区別がつかなかった)。ひとり精読シリーズを再開しようと思ったのだが・・・。
アンドレ・グリーンの書誌情報を整理していたら大混乱。ひとつの論文がいろんな著書になっていたり英訳されていたりいなかったり、改訂版があったり・・・。AIにも聞いてみたがみてすぐにわかる間違いが多すぎる!結局二人(?)で直したりしていた。
しかもグリーンの論文を読みながらトーマス・オグデン(Thomas H. Ogden)も読んでしまったので、オグデンの書誌情報も気になり・・・。これのほうがAIは正確に拾えていたがThe Primitive Edge of Experience (1989) は未邦訳だよね。どうして「体験の兆すところ」ででてくるのだろう。どこかで訳されているのかな。ラカン派の人たちが精力的に試訳作っているみたいに。なんにしても邦訳がないものはそう書くか、せめて英語併記にしておいてほしい。AIが勘違いしてしまう。本末転倒感は否めないが。英語の出版物はResearchGateが一番チェックしやすいかな、私は。
オグデンの邦訳は現時点では多分これら。
The Matrix of the Mind. Object Relations and the Psychoanalytic Dialogue(1986) Jason Aronson, Inc.(1992) Routledge
https://www.taylorfrancis.com/books/mono/10.4324/9780429482403/matrix-mind-thomas-ogden
『こころのマトリックス――対象関係論との対話』藤山直樹 訳、岩崎学術出版社1996
Subjects of Analysis (1994)Routledge
https://www.taylorfrancis.com/books/mono/10.4324/9780429480515/subjects-analysis-thomas-ogden
『「あいだ」の空間――精神分析の第三主体』和田秀樹 訳、新評論1996
Reverie and Interpretation Sensing Something Human (1997) Routledge
https://www.taylorfrancis.com/books/mono/10.4324/9780429479670/reverie-interpretation-thomas-ogden
『もの想いと解釈――人間的な何かを感じとること』大矢泰士 訳、岩崎学術出版社2006
Conversations at the Frontier of Dreaming (2001) Routledge
https://www.routledge.com/Conversations-at-the-Frontier-of-Dreaming/Ogden/p/book/9781855759060
『夢見の拓くところ――こころの境界領域での語らい』大矢泰士 訳、岩崎学術出版社2008
Rediscovering Psychoanalysis Thinking and Dreaming, Learning and Forgetting (2009) Routledge
https://www.taylorfrancis.com/books/mono/10.4324/9781315787428/rediscovering-psychoanalysis-thomas-ogden
『精神分析の再発見――考えることと夢見ること、学ぶことと忘れること』藤山直樹 監訳 ほか、木立の文庫2021
Projective Identification and Psychotherapeutic Technique (1992) Routledge
https://www.taylorfrancis.com/books/mono/10.4324/9780429478574/projective-identification-psychotherapeutic-technique-thomas-ogden
『投影同一化と心理療法の技法』上田勝久 訳、金剛出版2022
Reclaiming unlived life: Experiences in psychoanalysis (2016) Routledge
https://www.taylorfrancis.com/books/mono/10.4324/9781315665948/reclaiming-unlived-life-thomas-ogden
『生を取り戻す――生きえない生をめぐる精神分析体験』上田勝久 訳、金剛出版2024
オグデンのcreative readingsはでるたびに自分の整理に加えていたのでそれほど混乱しなかった。自分のが間違っているかもしれないが。
最新の17本目は、Ogden, T. H. (2026). Playing as a Basic Form of Living: On Winnicott’s “Playing: A Theoretical Statement.” International Journal of Psychoanalysis, 107(3):332–351.
時間ができたら全部表にしておこう。今日はもうすっかり余裕なし。雨がひどい地域はどうなっただろうか。奄美大島のきれいな海もすっかりにごってしまっている映像をみた。今年の台風の多さも異常気象のひとつかな。みなさん、どうかご無事で。ご安全に。


