カテゴリー
未分類 精神分析

雨女

今日は日曜日か。どおりでどこの保育園に行くか思い出せないわけだ。夢から覚めながら今日の予定を探っていたのだけど何も思い出せなかった。もともとないものを探しだすことはできないね。

雨が強くなったり弱くなったり。窓を細く開けている。昔から雨の音が好きだ。私が旅に出るときの雨の確率は高く、雨女だといわれている。同僚が今年の雨を「梅雨というよりもはや雨季」と言ったので笑った。月別の年間降水量でいったら6月から9月はあまり変わらないし、平均日照時間もそれほど変わらないのにあえて「梅雨」と名付けるのは不思議なことだ。「それほど変わらない」は私の読み方が大雑把なせいかもしれないが。

梅雨入り宣言はあとから取り消すことができる。桜の開花宣言は取り消せないだろう。一旦咲いたものは咲き続け、やがて散る。

最近CBTを集中的に勉強していたが、CBTはどちらかというと桜だと思う。出来事の循環を継時的にあらわす。精神分析は梅雨だと思う。涙も多いし、明けたと思ったらそうでもなかったということも多い(無理やりだけど)。でも共時的に出来事が生起することや空間の想定は空メタファーでいけるのではないか。だからほとんど更新しないオフィスのFacebookページに私は空模様のことばかり書いているのかもしれない。

また雨の音が弱くなった。今はとても弱い。熊本が本当に大変だ。GO TOトラベルではなくGO TO HEIPだろう。こちらは取り消せない現実だ。きちんと見る必要がある。

作成者: aminooffice

臨床心理士/精神分析家候補生