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精神分析

酢、瀬尾夏美新連載、土居健郎

好きなライターさんが紹介していたトマトサラダを作りたくてまずはトマトをつける玉ねぎドレッシングを作って冷やした。こういうときのために良いお酢を買ったのだ!なのにお酢をいれわすれたことに後から気づいた。びっくり、だけど最近こういうこと多い気がする、いや、前からかもしれない。前からと思った方が最近多くなった、というより安心できる。この年齢、衰えと不調を実感することばかりだからな。いいお酢はみんな混ぜ合わせたあとになってしまったけどいれた。あーあ。トマトを混ぜ合わせる前でよかった。またすぐきちんとした工程で作ろう。工程もなにも一番大事なお酢を必ずいれる、ということだけだけど。しかも、あーあと思いながらお酢を棚にしまったらもう一本お酢があるのに気づいた。買ってあった。なくなったと思って買ってきたのに。あーあ。ピクルスでも常備するか。夏だしね。

胃腸の調子を少しでも整えるため少しだけ甘いものを我慢しているが順調に食べてはいる。昨日は水戸土産、亀印製菓の生菓子「めろんけーき」とか。懐かしい香りがした。昔、スイミングの帰りに迎えを待ちながら食べてたメロンの形の容器にはいったアイスとか本物のメロンとの味の違いは特に気にしないですむのがメロンのお菓子ですね。スイカはちょっと気になる。スイカ&メロンバーとかになるともうなにも気にしないかな。

小さなオンライン句会の投句も完了。やはりあまりパッとしないが実景だのみ。経験と環境に助けられる娯楽(時に苦行)。それには感謝しかないが、もっと真面目に取り組まないとね、好きなんだから。

柏書房のwebマガジン「かしわもち」で瀬尾夏美さんの連載『旅をして、西大島で書いている』が始まった。私も西大島の巨大団地の一階にある瀬尾さんたちの仕事場に行ったことがあるが、あの場所にあんな明るい風通しのいい場所があるなんてびっくりした。場所づくりも上手な瀬尾さんの本も写真集も好きで持っている。この連載もいつもいい本を出す柏書房からいずれ本になるのでしょうね。毎日ひどいニュースばかりだけど、それを追うと同時に過去からの声に耳を傾けるために出向くこと、それは読書という営みでもできること。瀬尾さんの文章からいろんな街の景色、いろんな人の声を想像していきたいと思う。

土居健郎の本をようやくまとめながら読み始めた。1950年代前半、土居はサンフランシスコのインスティチュートで精神分析家になるための訓練分析をはじめ、中断した。にもかかわらず日本の精神分析家となった。1950年代後半に土居は「甘え」を着想しその普遍性を精神医学の分野に問いかけはじめる。それは最初から外に向けられたものだった。私は土居に直接教えを受けた世代ではない。いや、私と同年代でも土居先生の教えを受けていた人たちはいるので世代のせいではないか。私は土居のフロイト読解に大変な魅力を感じているので、これからも読み続けると思うが「甘え」理論は本当に厄介だ。オープンなだけに厄介だ。でも対話しないといけない。中井久夫は土居はそれを望んでいただろう、自分も応じようとがんばったがいたらなかった、というようなことをどこかに書いていた。

瀬尾夏美さんたちの活動もそうだけど、過去からの声と対話すること、それができなくなるかもしれない危機感を感じつつ。

今は曇っているけど晴れ間も出るらしい。がんばろう。