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日曜日

阪神が優勝した。自分たちは負けた。しかし巨人も負けた。DeNAの元阪神、浜地が貢献してくれた。もちろん浜地は、古巣を優勝させてやろう、なんて思って投げていたわけではないだろう。万一、阪神にはめっちゃ優勝してほしくない、と思っていたとしても、だからといって手を抜くわけにはいかない。そうして、自分が意図していないことに貢献する。人間の世界はままならない。もちろん意図していた可能性だってある。


♪なにが君のしあわせ なにをしてよろこぶ わからないままおわる そんなのはいやだ♫
みんなご存じ、やなせたかしの「アンパンマンのマーチ」。これは人間のとても基本的な欲求なのではないかな。人間の心はわからない。


それにしてもさすがに疲れている。起きたら、夜明けの空がきれいで、風が冷たくて、大きめに浮かぶ雲が光を帯びてて、秋をしっかり確認。雨ばかりだと季節もわかりづらい。そのうち日本から四季もなくなってしまうのかもしれない。

数日前、お昼後、腹ごなしにテクテクテクテク歩いていたら昔のなにかの池の跡があった。立ち止まると金木犀の香りがした。それはすぐそばにあってオレンジ色の花が大分黄色になっていた。どうか色づく季節から色がなくなってしまいませんように。テクテク歩いて、なんとなく立ち止まって振り返ったら探していたカフェがあった。

少し前にトレーナーさんから道も教えてもらったのにたどり着けずにいたカフェ。はいってみるとごつそうなのにやわらかい店員さんが笑顔で迎えてくれた。私がほしかったクッキーはその日の入荷がまだということで珈琲だけお願いした。へー、へー、と思いながら古着Tシャツなどが飾られた店内をキョロキョロしていると宅急便屋さんがきた。お、クッキーかと思ったら、別の常連さんらしき方におみやげを渡していて、あ、それが届いたのかと思った。そしたら「よければ」と私にもくれた。香川のおまんじゅう。おいしい!珈琲とあう。お礼をいって、美味しいと伝えて、おしゃべりがはじまった。大体いつもこんなだ。

お店ができるまでのこと、つながりのなかから独立すること、さらにつながりが深まること、ひとりでやることのこだわり、わかりやすく看板をださないわけ、などいろんなお話をきいた。私はずっと、へー、へーと笑ったり驚いたりしながら聞いていた。みんな歴史がある。

個人店が増えてこの街が盛り上がればいいね、というのは別のお店の人もいっていた。私は一軒の小さなパン屋さんが小さな商店街をつなぎ、もりあげてくれた例を知っているのでほんとそうだな、と思った。宅急便にはクッキーもはいっていたと知ったけど、それはまた今度ということにした。両手で手を振って送り出してくれた。この街のカフェで両手で送り出してもらったのは二回目だ。


いろんな県に旅して、いろんなお店で、いろんな人とおしゃべりしてきたけど、不動産屋さんの力は大きいな、と感じる。街やそこでのあれこれを知っている人たち。私もオフィスを借りる時に何件かの不動産屋さんにお世話になったが、みんな全く違ってすごく面白かった。カウンセリングのイメージは様々で、それなりの偏見に嫌な思いをしたりもした。借りなくていいからみせたい、と連れて行ってくれた建物はたしかにとても面白かった。部屋は高級占い師の館みたいでもりあがった。カウンセリングのイメージって、とも思うが、高級占い師とか思う私の偏見もどうなんよ、という感じはする。どうしてこの間取りで、どうしてこんなところに梁が、とか建物も興味深かったし、ここの大家さんは、とかこの辺の人は、とかそういう話もへー、へー、ということばかりだった。逆に街のことはほとんど知らないとうか、ほぼ興味がなさそうなのに、あそこの大家さんはこういうことにはうるさくいわない、みたいな基準でバババっといくつか候補をあげてくれたすごく若そうな、ザ・仕事人みたいな人もいて面白かった。私はみえるもののほとんどに注意を奪われていくけどその人は真正面しかみないと感じで、稼ぎを伸ばす方法とかに詳しい様子だった。私は「そうですよねえ」「本当にねえ」とかいいながら相変わらずキョロキョロしてしまった。


♪時ははやくすぎる 光る星は消える だから君はいくんだ ほほえんで♫


人間は、アンパンマンにでてくるキャラたちよりずっと多い。私はアンパンマンより全然やさしくない。でも私はいくんだ。今日も。なんか書いていたら目が覚めてきた。みんなの今日が楽しいものでありますように。よい一日をお過ごしください。

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よく歩く。

ダラダラとよく寝た、と思っても時間にすると少ないが睡眠は量より質だとつくづく思う。一日の過ごし方にみあった休息をとることが大切。

こんなとこ誰も歩いてこない、といわれそうな山のかわいいカフェにいった。ケーキもおいしいパン屋さんとのことで実際そうだった!二階がゆったりしたカウンター席のカフェスペースになっていて、小さな洞穴みたいなところは小さな子が遊べる場所になっていて素敵だった。お店に入っていくなり「歩いてきたんですか!」とびっくりされ「かえり、送っていきますよ!」といわれこちらがびっくり。いやいやいやいや。今回はそのあとの予定を考えてパンは買わず、おみやげにクッキーを買って、カフェではとてもかわいいくまさんシュークリームをいただいた。中に小さなバナナがごろんとはいっていて、生クリームもカスタードも甘すぎなくておいしかった。日曜の15時以降はいつも静か、とお店の人とお客さんが話すのが1階から聞こえてきた。ひっきりなしにお客さんは訪れていたし、パンが中心なのに1000円以上買っていく人が多かったし(お会計もきこえてきた)今日が特別混んでいるというわけではなさそうなのに夏休みが特別なのかなと思った。それにしても送っていっていただくなんてとんでもありませんわ、好きで歩いてきたんだし、お一人でやっている大切な営業時間のお邪魔をするわけにいかないし。お客さんはほとんどこないけどそういう交流を大切にしているというお店も知らなくはないけど普段からハイキングとかによくいくからとお伝えしたり、私たちが東京からきたのを知って「東京の人はよく歩く。こっちだとどんな近くても車だから」といわれ「実家にいた頃はそういう生活でした」と笑い合ったりした。実際そうで、今も地元に帰ると「よく歩く」と笑われる。私は東京に住んでいるなかでもそうとうよく歩くタイプの人だと思うけど。

それにしても女性一人でこういう場所で素敵なお店を成功させているというのは本当にすごいことだ。私はどうしても商いの観点から色々みてしまうのだけど、業種が違っても学ぶことはたくさんあってなかまな気分。おしゃべりしながら誰かに似てるなあと思っていたのだけど、帰り道「ああ、あの人だ」と気づいた。たまにおしゃべりするカフェの店員さん。その人も女性一人でお店を任されている。みんながんばろーね。こういう小さい出会いを積み重ねて心の中で励まし合っていきましょー。

今日もよい一日になりますように。九州に涼しい空気がたくさん流れますように。