よく曇っている。暗い。雨は降っているのだろうか。
昨日はひどい寝不足にもかかわらず朝から元気だった。家のこともはかどった。しかし、資料を読み始めたらいつのまにか寝ていた。勉強会の前に珈琲でも飲もう、とリュックにパソコンや色々を詰め、でかけた。再校の原稿を投函したあたりで、そういえば勉強会のファイルっていれたっけ、とリュックを開けてみたら、なかった。寝不足だとほんとボケボケになってよくない、と思いながら取りに戻った。勉強会には1分遅れた。珈琲をもったまま転びそうになったがセーフ。やっぱり寝不足危険。
昨日は、アンドレ・グリーンの論文を読んだ。忘れそうになった邦訳と仏語版を並べながら臨んだ。仏語版は、固有名詞や特定の用語を同定するくらいしかできないが、耳だけで聞いたらすぐに寝てしまいそうだったので、なんとか手を動かしつつのぞんだ。とても面白かった。いつも書いているが、グリーンの論文はわかるわからないでいったらわからないのだけど、フロイトの読解は緻密だし、思考を促す力が本当に強いので、こちらも体力負けしなければついていくことはできる。前はできなかったけど。
特に、今回は、フロイトの『メタサイコロジー論』のなかでも超重要論文「欲動と欲動の運命」と「喪とメランコリー」が議論の核になっている論文だったのでウキウキした。Reading Freudで苦闘している最中だから。難しくて大変だけど基本の型としていれておいてよかった。フロイトをきちんと読むって本当に大変だけど、こういうときに報われる感じがする。やっぱり理論はその歴史とともに重さごと受けとって、なんとか咀嚼して、丁寧に使いたい。
土曜日は、朝吹真理子×村田沙耶香対談があった。すっごく行きたかったけど会議で行けなかった。朝吹真理子、久しぶりの小説?はじめての長編。2011年の『きことわ』が大好きで、イベントもなんどか行った。その魅力にびっくりした、と当時、週2回通っていたカウチでも話した。今回の長編はまだ買っていない。楽しみを引き延ばしている気分。村田紗耶香も超かわいい生き物という感じがするが、影がある少女という雰囲気をまとい続けているのが朝吹真理子という感じがする。二人とも狂暴な感じがするのも大好き。少女イメージは完全に『きことわ』にひっぱられているせいだろうけど。
数年前、表参道の山陽堂書店でやった個展もいった。エッセイにも書いてあったかも。いろんなことをして、いろんなことを考えている人なんだなあ、と思った。いろんな街や県で、空襲の様子を見聞きしてきたが、歩きなれた表参道に空襲があった、ということを表参道の一角の小さなスペースで感じられたのはそれまでとは少し異なる体験だった。
今週こそ、と毎日曜日思っているが、本当にどうなることやら。とりあえずがんばりましょー。

