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精神分析

暑い、母の汗、本

早朝から暑い。太陽が近いような気がしてしまうが暑さと太陽との距離は関係ない。距離が関係あるしてくるのは実際にもっと近い場合。

母の汗の匂いをいい匂いとくっついてる子どもがいた。母は暑いからくっつかないでといいつつ母の汗ばんだ額を小さな手でいじりながら離れないでいるその子を腕に抱えていた。男の汗のにおいほど母の汗が語られないのは母はあまりじっとしていられないからか 汗びっしょりの子供の身体を拭き、着替えさせ、こういう仕事は別に母の仕事ではないがなんでだろう。母の匂い自体は語られない話ではない。

詩が読みたいな、と思って本棚を探りながら林芙美子の「母娘」という話を思い出した。あれに出てくる同棲相手は詩人の野村吉哉だ。ひどい男だったらしいがどんなだったのだろう。

『歌・句・諺のはなし』柳田國男/折口信夫/高浜虚子 著(中公文庫)もとても面白い。

きたない落ち葉をさまざまにいろとりどりに変容させていく虚子の楽しそうな筆致は特に。

今日もせめて熱中症には気をつけよう。みんな元気で過ごせますように。