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精神分析

北村紗衣『英語の路地裏』、土居の“失敗”?

少し涼しい。陽射しはない。雨が少し降っている。昨晩は雨は降らなかった。薄着のままで大丈夫だったし。気温はずっとこんな感じがいいな。

英語の勉強もしないとなあと思ったがイヤホンを出すのが面倒で、帰りの電車は北村紗衣『英語の路地裏』を読んでいた。やっぱり本が楽。この本は著者が作った入試問題の章が誰にとっても楽しめる部分だと思う。私はシェイクスピアのところが好きだな。著者の専門だしね。『シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち 近世の観劇と読書』(白水社)もとても面白かった。若い頃、ケンブリッジのカレッジの庭で学生たちが無料のシェイクスピア劇を演じていてすごく素敵だった。英語がわからなくてもシェイクスピアならなんとなくわかってしまうのは単に有名だからというだけでなく台詞回しのおかげだと思う。英語はもっとわかるようになりたいし、わからないといけないけどね、必要だから。

夜ははちみつピクルスを作ったが別のことをはじめてしまいまたふきこぼしてしまった。『あかね噺』もみながらだったし。はちみつをいれる前でよかった。お酢を入れすぎたのでちょっと酸っぱいだけど夏っぽい。この夏はいろんなピクルス作りたいな。

細々と土居健郎をまとめているがまとまった時間がほしい。まとまった時間に遊びに出かけた私が悪いがたまの休みは休むべきでしょう。これまでもすごいなと思ってきたが、自分が精神分析家になって海外の分析家たちを身近に感じながら実践をするようになってから読むとなんかこれまでとは違うすごさを感じる。ものすごくオープンだし正直だし丁寧。誰かが土居先生は失敗事例ばかり書いていると言っていた気がするが「甘え」理論も訓練分析の失敗から生まれているからねと思ったりした。失敗とはいわないか。挫折というのもなんか違うか。精神分析の実践でいえば失敗は環境側にあるだろうし、治療者としての土居先生が書くなら失敗例が多くなるのはそれはそうなのだろう。それを一般的な意味で失敗と呼ぶかどうかはともかく。

憲法が改正されませんように。憲法がたやすく変えられない歴史を持っていることが忘れられませんように。毎日各地で声を上げてくれている人たちに連帯する。