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音楽

柳樂光隆の記事、壷阪健登のピアノなど。

鳥ー。おはよう。早速いろんな生活音を重ねてしまうけど合間合間できみたちの声が聞こえる。空でやりとりしているきみたちの声はよく届く。今日はそこに壷阪健登のピアノを重ねてみる。いつも私に音楽の楽しみと深みを届けてくれる柳樂光隆さんがSNSで呟いていたピアニスト。壷阪さんが大学生の頃に柳樂さんにインタビューをして今回柳樂さんが壷阪さんにインタビューをしたそう。それを読むのも楽しみ。

私は元々ジャズが好きだから響くというのもあるけどひとつの記事で自分の音楽の記憶が動き出す経験ってあまりしたことがないと思う。柳樂さんの記事は音源もたくさん貼ってくれて字数も多いので本当に読み応えがある。字数が多いといっても私が読むような論文は大体12000字とかだからそれより少し少ないくらい。インタビューは会話だし活字得意じゃない人にもちょうどいい量ではないか。ジャズミュージシャンが語るそれぞれの自分の音楽のルーツを聞いていると才能と環境との出会い、つまり教育についても考えさせられるし、そもそもその教育というのは歴史と関係しており、彼らが自分の音楽を掘り下げつつ新しく展開していく作業は自分の、そして自分の国や育った場所での歴史と能動的に関わっていくことにほかならないし、それを長年やり続けるっていろんな点で本当に大変なことだと思う。柳樂光隆さんのインタビューはそんな彼らの言葉を丁寧に引き出し拾ってくれて全体にポジティブなエネルギーを私たち読者に伝えてくれるから音源も全部聞きたくなってしまって大変。

さて、壷阪健登のピアノ。クラシカル?と一瞬思ったけど全然それだけじゃなかった。というより私が思うクラシカルは私にとって馴染みがあるくらいの意味なので一瞬懐かしさを感じたのだ。さっきも書いたけど全然それだけではなかった。ピアノはいいね。どの楽器にも言ってるけどさ、ピアノの特別感ってなんなんだろう。1音を響かせるだけでもその良さが伝わるのってピアノくらいでは?そういう響きを持つ楽器ってほかに何があるだろう。壷阪健登デビュー・アルバムは5月15日発売。プロデュースは小曽根真。先行シングルなどを聞きながら少し圧倒されつつ画面をスクロールしたらポッドキャストが紹介されていた。すでにいろんな媒体で紹介されているのか。知らなかった。私が最初に見つけた番組は壷阪健登と、ベーシスト/ボーカリストの石川紅奈によるユニットsorayaがゲスト回の深夜ラジオのポッドキャスト。石若駿と角銅真実みたいな感じかなとその二人のファンなのでついこちらも聞いてしまった。声がピアノのイメージと全く違って驚いた。私はこの少しあどけないような優しい声をピアノから想像していなかった。すごいな、音楽家は。石川紅奈さんはベースも弾けて声もいいのか。部活の話、面白かった。すごいな、音楽家は。語彙がないな、私は。週末の朝に良いものを聴けて嬉しい。早朝の耳には深夜ラジオがちょうどいいことにも気づいた。鳥の声に朝を感じつつ少しずつ感覚を目覚めさせていく感じか。となるとこのピアノ、早朝にきいたからなおさらインパクトがあったのかもしれないな。瑞々しいけど朝の爽やかさはどっちかというとsorayaの方にある気がした。力強いピアニストのデビュー、良きニュース。今日もいろんな人の声を聞く。がんばろ。