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京都土産、朴沙羅『記憶を語る,歴史を書く』

今朝のお菓子は迷った。京都のお土産たちを眺めに眺め結局ひっくり返して賞味期限を確認して一番早いものからにした。お日持ちするのを買ってきてくれたけど多分どれもすぐになくなっちゃう。どれも美味しそう。今朝、選ばれましたのは若菜屋「京銘菓 焼き栗きんとん」。すごく素朴に栗の形になっててかわいい。小さいしかわいい。かわいいって二回書いちゃった。そして、うん、美味しい。結構甘いからこの小ささがとってもいい。ほうじ茶と一緒に。このほうじ茶、棚の奥で忘れられていたいい煎茶をフライパンで煎ったもの。あ、煎るっていうかな。いうね。あんな乾いてるようにみえても湯気で水分の存在に気づく不思議。すごくいい香りがする作業です。

今日は首が痛くて持ち上げづらい。ひどい頭痛は頚椎ヘルニアのせいかも。というか、前にそういうふうにいわれた。

私のオフィスは新宿が近いので「今新宿なんだけど」って急に声をかけられることがある。時間があえばちょこっと会ったりする。ごはんする時間がなくてもちょこっとお茶しておしゃべりしてバイバイするだけでほっこりする。ほっこりほうじ茶タイムを過ごしたら思い出した。

朴沙羅『記憶を語る,歴史を書く』(有斐閣 )を久しぶりに手にとった。noteでの記事は読んでいたのだけど、社会学の専門的な本でもあるから取り組めなかったのよね。でも最近、主にナチとか戦争が関わる歴史や歴史修正主義に関する本を再読していたせいか今回はじっくり読めている。何かが生じるにはいろんな条件が必要なはずなのにそれを吟味する前にパッと攻撃対象を作ったりするのも既に何か前提があるからだよね、ということを言ってるんだよね、と思いながら読んでいるのだけど違ったりして。私自身が思っていることを投影していませんように。読めていますように。まあ、ゆっくり。

ほっこりとかゆっくりとか言ってるときほどそんな場合ではないわけだけどどう焦ったら成果が出るのかもわからないし作業しつつたまにほっこりゆっくりしながらやりますわ。小さいお菓子をいただくほっこりも隙間時間の読書も時間的にはたいしたロスじゃないし、常にチャージされてた方ががんばれるかもしれないじゃん。ということでexcuseはもう結構、と自分で自分にいって始めましょうか。

東京は昨日桜が一気に咲きましたよー。暑いくらいの一日でしたから。朝と夜で駅前の景色が変わっていて驚きました。皆さんもどうぞ良い一日をお過ごしください。