東京は雨が降っていない。これからひどくなるのか?台風は本当に読めないので身の安全第一に行動してほしい。
毎日、台風にも地震にも悩まされている。が、相変わらず花の写真を撮り、コンビニスイーツを食べている。私「最近、甘いものにあまり目が向かないかも」知人「そういうこと言ってみたい」というやりとりをしたばかりなのにさては嘘つきだな、自分。この前、セブンイレブンの「たっぷりホイップWシュー」を食べた。甘いけどおいしい。でも超おなかいっぱい。ひとりひとつはもう無理かも、と思った翌日には神田近江屋洋菓子店のシュークリームを見て「うわー♡」となった。ついでに新入社員採用の募集要項を読んだらとてもきちんとしていた。お菓子作りを仕事にできる人の待遇が守られていることは消費者である私たちにとっても非常に重要なことなのでありがたいことだと思った。コンビニスイーツだってすごいのは今にはじまったことではない。最近だと平野紗季子さんの「ふあふあサンド」がお目当てだった。これ、オフィスのそばに新宿区のセブンイレブンには売っておらず世田谷と品川の、しかも一部の店舗のみの発売ということでがーんとなったが平野紗季子さんのおやつへのこだわりがとても好きなのできちんとゲットした。コンビニスイーツははんぶんこして食べるのがちょうどいいと思うのだけどこれはひとりひとつでもちょうどいいサイズだった。でも2種類をわけあっていただいた。おやつってやつはおいしさに楽しみが加わるとなおよし。ひとりで楽しみたいときもあればそうじゃないときもあるし形態はなんでもよし。
この前、小さな本屋さんで詩の棚をみていたら「詩、お好きなんですか」といわれた。「はい、俳句も好きです」ときかれてもいないことを答えつつすこしおしゃべり。詩の棚が充実していたお店が輸入お菓子のお店になってしまった話をきいた。輸入お菓子もきっとかわいくて楽しいけど、詩はとってもいいよ。必要な食べ物だと思う。味わうという意味で。この詩集も好き、このシリーズはすごく高い値段がつくようになっちゃった、など話したあと、つい「(詩を)よろしくお願いします」と本を抱えて小声でお辞儀をすると店員さんも同じようにしてくれた。詩の棚を作ってくださってありがとうございます。
この前の学術大会で土居健郎の「甘え」を論じるときにも触れたけど「味わい」って大事。味そのものより大事な気がする。自炊料理家の山口祐加さんも「味わい」について書いていた気がする。今年初めにでた『自炊の風景』という本はとってもいい本で、山口さんがお料理を教えながら聞き取るひとりひとり違う語りもお裾分けしてもらえる。私は冒頭の著者自身のエピソードからすでに涙が出てしまった。誰かの語りを聞くと別の人の語りも蘇ってきてしまって、特に食事にまつわる語りって本当にたくさんのものやことを含んでいるから味わうには少し情報量というより情動量が多いのかもしれない。私も最近、なんで得意でもないし、時間もないの料理にこんなに関心を持っているのだろうと考えていてふと気づいたことがあった。人には歴史がある。それをどういう風に大切にするか、そういうことを精神分析のみならず料理に対しても考えていたらしい。それがいいものであれ悪いものであれ育ちの過程は誰にでもある。それをどう味わうかはそれぞれの自由だけど聞き手ってやっぱり大切だなと思う。
この時期の紫の花にギボウシとかアガパンサスがある。ギボウシの英名はHosta。ホスタ。なんかかわいい。いかにも梅雨らしく涼やかにうつむき加減のつぼみが下から順にひらいていく。アバパンサスの開花を追うのも楽しい。駒テラス西参道にも大きな青紫の花が咲いていた。調べたらジャカランダというノウゼンカズラ科のお花だった。一つ一つのお花は裾がふんわりした細身のスカートみたいなお花なのだけどたくさん連なるからゴージャスなの。そばにはオレンジ色のノウゼンカズラもあったから、あの通りの日照時間とかはノウゼンカズラ科と相性がいいのかもしれないね。
台風でいろんな花が横倒しになってしまいそう。少しずつ回復しますように。そうこうしているうちに今度は暑さか。元気に過ごせたらいいですね。


